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読売テレビ、KARAク・ハラの自宅生中継だけじゃない「コンプラ意識の低さ」

宮根誠司

 これは大問題に発展する可能性も⁉ 11月27日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)が、4日に元KARAのク・ハラさんが自宅で自殺したニュースを取り上げた件が、いまだ炎上中だ。

「番組では韓国まで足を運んだ記者が自宅前から生中継を行ったのですが、その住所や表札にモザイクを入れずにそのまま映してしまった。そのため、現場にはファンが大挙して押し寄せる事態に。番組スタッフには“韓国のこと”という意識が働いていたのでしょうが、配慮を欠いたことで番組には1,000件以上のクレームが殺到しているといいます」(芸能記者)

『ミヤネ屋』では、以前にもハラさんと元交際相手との“リベンジポルノ”トラブルを報じ、番組で用意したパネルには“性的な動画”のイメージ写真が掲載されていた。その際、宮根は写真の「秘」と書かれた部分をプッシュしながら、「(動画は)出ないの?」と発言。ネット上で「不謹慎すぎる!」と叩かれていただけに、それが再燃した形だ。

「一部では『ミヤネ屋』を放送倫理・番組向上機構(BPO)審議入りさせる動きもあるようです。読売テレビといえば、5月に放送された報道番組『かんさい情報ネット ten.』にて、一般人の性別を執拗に確認する街頭ロケのVTRを流し、BPOが12月10日に放送倫理違反があったと認定する意見を公表しました。同番組では、芸人が大阪市内の飲食店を訪ね、一般客に『性別はどちら?』『おっぱいあります?』と聞いたり、健康保険証の性別欄を確認したりする様子が放送されていまいた。今回の『ミヤネ屋』もそうですが、読売テレビのコンプラ意識はことのほか低いと言わざるをえません」(テレビ関係者)

 騒動が拡大すれば、『ミヤネ屋』は終了となってもおかしくなさそうだが……。

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最終更新:2019/12/12 22:00
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