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漁夫の利も終了!?『麒麟がくる』好発進で、いよいよ真価が問われる『ポツンと一軒家』

数字が伸びる要素なし?『ポツンと一軒家』高視聴率は一時的か

『ポツンと』はもともと、番組の1コーナーとしてスタートした企画。それが特番になり、レギュラー化され、大ヒット番組へと成長を遂げたわけだが、関係者の間では「ヒットは一時的なもの」という見方は強い。キー局関係者がいう。

「『ポツンと』の躍進の背景には、『イッテQ』の“自滅”もあったでしょうが、最大の理由は大河ドラマ『いだてん』の大コケです。大河にはもともと“近現代史はウケない”というジンクスがありましたが、『いだてん』はまさにそれで、あっという間に視聴率が1ケタに落ち、10月には3%台も記録しました。もともとは大河を見ていた高齢者層が一気に流れたのが『ポツンと』だったのです。

 それゆえ関係者は、今年度の大河『麒麟がくる』に注目していましたが、初回は19.1%と、『いだてん』の初回より4ポイント近く高く、逆に『ポツンと』は前週より4ポイント近く落ちました。ドラマの初回の数字は“ご祝儀相場”ですから、第2話の数字が重要ですが、『ポツンと』についてはすでに“マンネリ”との声もあり、これといって数字が伸びる要素がありません。色々な方向から追い風が吹いてトップに立ちましたが、“漁夫の利”も終わり、2020年は真価が問われる年になりそうです」(キー局関係者)

『麒麟がくる』は、「本能寺の変」で知られる明智光秀の物語。テレ朝が光秀に寝首をかかれることになるのか、数字争いの行方から目が離せなさそうだ。

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最終更新:2020/01/24 17:55
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