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日テレ、厳しい懐事情で『24時間テレビ』を強行か? 「チャリティーの意義なし」の声も

文=小林真一(こばやし・しんいち)

日テレ、厳しい懐事情で『24時間テレビ』を強行か? 「チャリティーの意義なし」の声もの画像1
日本テレビ

 夏の風物詩である『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)が、今年は新型コロナウイルスの影響によって放送を見送ることを発表した。かたや、ライバルの『24時間テレビ』(日本テレビ系)は今夏の放送を強行すると一部で報じられたことで、スタッフからは悲鳴が聞こえてくるようだ。

「フジは、新型コロナウイルス感染拡大予防のため系列各局が取材体制を組めないこと、また本社でも取材を進める人員を確保できないことから、1987年から続けてきた『27時間テレビ』の放送中止を決めました。早々に発表したのは、日本テレビの小杉善信社長が、コロナ禍の3月に行われた定例会見で『(24時間テレビは)全然やる予定』などと発言し、SNSを中心に批判されてしまったことを反面教師にして、調整をしたようです」(民放関係者)

 そんなフジのドタバタの中、5月28日の「日刊スポーツ」は、日テレの広報部が今年の『24時間テレビ』について「新型コロナウイルス感染に対する安全面に配慮した上で、内容を工夫して放送を予定してい」ると回答したと報じた。

 5月25日の「東スポweb」でも、9月5日、6日の日程で『24時間テレビ』の放送が内定したと伝えられている。記事によれば、メインパーソナリティは嵐、チャリティーパーソナリティーはsexyzoneの中島健人とKing & Princeの平野紫耀で最終調整をしているとのこと。

 これに怒りを露わにするのが、実際の取材を請け負う制作会社のスタッフだ。

「上層部は、新型コロナウイルスの影響によって現場が取材をほとんど進められないことを知っていながら、半ば強引に放送を決行することになる。新型コロナのせいで広告収入が落ち込んだことで、少しでも売上を確保したいのでしょうか。チャリティーを謳っている『24時間テレビ』ですが、そんな理由なら、今年の放送に意義なんてないですよね」

 さらに、制作会社の幹部も困惑を隠せないようだ。

「新型コロナによる収録中止のせいで通常のレギュラー番組は相次いで総集編や傑作選に移行していたので、外部の制作会社は売上がほぼゼロ。そのため、『24時間テレビ』を放送してくれること自体は嬉しいのですが、例年なら放送半年前、3月頃には取材を始めていないと間に合わないスケジュールなんです。情報が漏れることを恐れてか、下請けにはまだ放送スケジュールが明確に開示されていない状況なのですが、急ピッチで作るとなれば、現場はかなりの負担を強いられることになります。
 しかも、こんな状況ではどう取材をして良いのか見当もつきません。例年では障害を持つ方への取材や被災地訪問をすることが多いですが、感染リスクもある中で、日テレサイドはどんな対策や保障をするつもりなのか……」

 また、それ以上にスタッフのモチベーションの低下も激しいようだ。

「ネットでは“感動ポルノ”だなんて罵られながらも、スタッフは日本を少しでも善くしたいという使命感の元に働いていたんです。でも、今年に限っては上層部から詳しい説明もなく、取材に出るスタッフたちのリスクにも配慮が感じられません。ハッキリ言って、もうジャニーズタレントに媚びを売るだけの番組になるのでは?」(前出の制作会社スタッフ)

 今年も例年通り『24時間テレビ』が放送された暁には、もはや“偽善番組”どころか“お騒がせ番組”と呼ばれてしまいそうだ。

小林真一(こばやし・しんいち)

小林真一(こばやし・しんいち)

出版社、IT企業、テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

最終更新:2020/05/28 13:30

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