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嵐・相葉が新MCに…『志村どうぶつ園』終了で露呈した「故人の冠番組」の扱いの難しさ

文=日刊サイゾー

嵐・相葉雅紀

 視聴者は複雑な思いでいるようだ。

 新型コロナウイルス感染症のため、今年3月に死去した志村けんさんの冠番組『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)が9月いっぱいで終了し、10月からは同番組にも出演している嵐・相葉雅紀がMCを務める新しい動物番組がスタートするという。

「番組によると、志村さんの思い出の詰まったスタジオで、志村さんという存在なしに今後も番組を作り続けていくことは難しいと判断。議論を重ね、“閉園”が決まったといいます。とはいえ、死去後、初の収録となった4月2日には、相葉が『これからも園長(志村)の遺志を継いで頑張りたい』と決意表明。番組タイトルとともにレギュラー陣全員が志村さんの思いを受け継いでいくとしていただけに、ネット上では『名前引き継ぐって言ってなかったっけ?』『完全リニューアルは寂しい。まだ1年もたってないのに』といった辛らつなコメントが続出し、眉を潜めた人も多かったようです」(テレビ誌ライター)

 人気タレントが死去した後の冠番組の扱いは、なかなかにデリケートな問題。その際たる例が2014年にやしきたかじんさんが亡くなったときのことだ。

「当時、たかじんさんには3つの冠番組がありましたが、番組サイドはいずれもタイトル変更はしないと発表しました。実は、たかじんさんの死後に妻と交渉した結果、1回の放送当たりの放映権料は、30万円ほど。1つの番組につき月額で120万円に上ることになった。たかじんさんの映像権は妻が一手に握っているため、テレビ局側も交渉が決裂すれば、今後のたかじんさんの映像の使用に大きな支障が出ることになり慎重にならざるをえない。結果、1周忌特番を終えた段階で、『たかじん胸いっぱい』が『胸いっぱいサミット!』(関西テレビ)に変更したのを皮切りに3番組とも変更になりました。志村さんの所属事務所との間で金銭的なやりとりがあったとは思えませんが、冠外しは遅くなるとタイミングを逸しますから、日テレも早めに踏み切ったのでしょう」(テレビ関係者)

 ともあれ、相葉を可愛がっていた志村さんだけに、新番組のスタートを草葉の陰で喜んでいるのではないだろうか。

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最終更新:2020/07/06 21:02

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