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浜崎あゆみの名曲生んだD・A・Iが覚せい剤で逮捕、松浦勝人会長は「歌姫もシャブ」と…絶えぬエイベックス違法薬物報道

Do As Infinityの元メンバーで作曲家のD・A・Iこと長尾大容疑者が先月24日、覚せい剤を所持した疑いで宮崎県警に現行犯逮捕されていたことがわかった。尿検査の結果覚せい剤の陽性反応が出た長尾容疑者は、今月15日に覚せい剤取締法違反(所持・使用)で起訴され、20日には大麻取締法違反で追送検されたという。

 2005年までDo As Infinityでギターを担当していた長尾容疑者は、作曲家としても活躍。浜崎あゆみをはじめとするエイベックス所属の歌手が歌う楽曲を数多く手がけた実績を持つ。特に浜崎あゆみには初期の名曲「TO BE」から「Boys & Girls」、大ヒットした「SEASONS」や「Dearest」など多くのヒット作を提供してきた。浜崎も衝撃を受けているだろう。

 その浜崎あゆみ自身にも今年、違法薬物に関わる疑惑が取り沙汰された。今年4月、エイベックスの代表取締役会長・松浦勝人氏の大麻常用を、元エイベックス社員でフリーライターの女性A子さんが告発したのだ。

 女性は松浦氏の自伝を執筆すべく同氏に密着取材をしており、そのインタビュー音声やLINEのやりとりを元に、「文春オンライン」で松浦氏が日常的に違法薬物を使用していたと告発。取材当時のものだという音声記録も公開された。

 A子さん自身も大麻を勧められ吸引していたという。記事では<エイベックス所属のアーティストの周辺にも、違法薬物が当たり前のようにあったようだ>として、インタビュー音声には松浦氏が「歌姫」と呼ばれた有名女性アーティストについて<ヤンキーだよ。シャブやってたし>と話したことも記録されているとあった。これを受けて、一時代を築いたエイベックスの「歌姫」で、松浦氏の恋人でもあった浜崎あゆみの名前がネット上では浮上したのだった。

 

 また、昨年11月にはエイベックス所属の沢尻エリカが合成麻薬・MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されている。沢尻は「10年以上前から違法薬物を使用していた」と供述。今年2月に懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決を受けた。

 沢尻がエイベックスと業務提携契約を締結したのは2011年。それ以前から違法薬物に手を出していたことになるが、彼女の離婚と事務所移籍が騒動となった時期、「週刊文春」(文藝春秋)は沢尻の大麻常用をスクープ。さらに元夫の高城剛氏は同誌に、「沢尻の薬物依存は周知の事実」「大麻だけでなくエクスタシー(MDMA)なども使用していた」と証言した上で、松浦氏が沢尻を「ドラッグならいつでも用意できる」と唆し、「タバコでも大麻でもないハーブ」を二人で吸ったと聞いたとも話していた。

 ちなみに「文春」は2013年夏にも、松浦氏の違法薬物常習について特集を組み、大麻とコカイン、MDMA(合成麻薬)などを調達していると報じていた。

 エイベックスは東証一部上場企業であり、こうした疑惑について説明責任を問う声もあるが、同社にとって功労者である長尾容疑者の逮捕を受けても沈黙を貫くのだろうか。

最終更新:2020/07/30 05:30
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