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『アンサング・シンデレラ』視聴率復活の理由は成田凌 !? 地に足着いたドラマに変貌

『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』公式サイトより

 石原さとみの主演ドラマ『アンサング・シンデレラ』(フジテレビ系)の第4話が、8月6日に放送された。平均視聴率は、10.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。初回の10.2%以来右肩下がりであったが、第4話にして初回放送を超える最高視聴率をたたき出した。

 『アンサング・シンデレラ』は、病院薬剤師の仕事について描かれた医療ドラマ。原作の荒井ママレによる漫画『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』は現役薬剤師からも「リアリティがある」として評判が良く、骨太なストーリーとなっている。

 ところが、いざ放送が始まってみると、ネットでは医療従事者からブーイングの嵐が。医師があまりにも悪者にされていることや、看護師の仕事を薬剤師がやっていて現実とは異なるとの指摘が相次ぎ、薬剤師VS看護師のプチ論争が起きることもあった。

 また、石原演じる主人公・葵みどりについて「実際にみどりみたいな人が職場にいたらキツイ」「みどりが許されている雰囲気に違和感」といった声も。みどりは患者のために全力投球する薬剤師の鑑ともいえる存在だが、その“意識の高さ”に気疲れしてしまう視聴者もいたという。これらの要素が重なってのことか、なにかと現実的でないドラマ『アンサング・シンデレラ』の視聴率は下降線を辿っていた。

 しかし、ここにきて『アンサング・シンデレラ』は視聴率2桁への復活劇を遂げる。近年主演ドラマの視聴率が低迷していた石原は、ホッと胸を撫でおろしたことだろう。

 視聴率が復活した理由は、成田凌演じる小野塚綾が、第3話で本格的にストーリーに入ってきたからではないだろうか。小野塚は、労働環境が過酷なドラッグストアに務める薬剤師。薬剤師としての理想を押し付けるみどりに対し、病院とドラッグストアの労働環境の違いを示した上で現実的に反論した。

 これに対し、ネットでは「小野塚が言いたいこと言ってくれてスッキリ」「『アンサング・シンデレラ』、小野塚出てきていっきに深みが出た」などと大反響。若手の中でも実力が認められている成田がみせる“怒り”の演技はなかなかの迫力で、彼の登場シーンから空気が引き締まった印象だった。

 成田演じる小野塚の登場で、地に足の着いたドラマとなった『アンサング・シンデレラ』。救急認定薬剤師の勉強をし始めた小野塚は今後、萬津総合病院とどのように関わっていくのだろうか。第5話の放送を楽しみに待ちたい。

■番組情報
木曜ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』
フジテレビ系/毎週木曜22:00~
出演:石原さとみ、田中圭、西野七瀬、真矢ミキ、成田凌、 桜井ユキ、井之脇海、
金澤美穂、迫田孝也、池田鉄洋、でんでん ほか
原作:荒井ママレ
脚本:黒岩勉
演出:田中亮、相沢秀幸
音楽:信澤宣明
プロデュース:野田悠介
制作著作:フジテレビ第一制作室
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/unsung/

早乙女りこ(ライター)

東京生まれ神奈川育ちのフリーライター。映画・ドラマはジャンル問わず幅広く鑑賞しており、物語の展開を予想したり、役者の演技を複数作品で見比べたりすることが趣味。

さおとめりこ

最終更新:2020/08/11 20:30
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