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ももクロが10年ぶりTIF出演! 人気下降に歯止めが効かない両者のメリットが合致か

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公式サイトより

 世界最大級のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL』(通称TIF)に、ももいろクローバーZが10年ぶりに出演することが決定し話題となっている。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、観客を入れての開催を断念。『TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020』として10月2~4日に配信フェスとして開催される今年のTIF。ももクロが出演するのは2010年の第1回以来となる。

「ここ数年はメンバーの佐々木彩夏が、ソロとしてTIFに出演していましたが、ももクロ本体が出演するのはちょっと驚きでした。いまや完全に48系、坂道系のフェスになっているのに……」(音楽業界関係者)

 もともとは、AKB48グループ以外のアイドルたちが出演するフェスとして始まったTIF。当初はフジテレビ発のアイドルグループ・アイドリング!!!がホスト役を務めていたが、2017年に指原莉乃が“チェアマン”に就任。そこから一気にAKB48グループや坂道シリーズが大量に出演するフェスとなっていった。

「ももクロは、第1回TIFでものすごくいいライブパフォーマンスを見せて、そこからブレイクしていったんです。しかし、固定ファンを獲得して、独立独歩でビジネスが成立するようになってからは、ほかのアイドルグループとは距離を置くようになっていき、TIFからも遠ざかっていました。まあTIFはギャラも安いようだし、出演するメリットがなかったんでしょうね」(同)

 そんなももクロが、どうして今回TIFへの出演を決めたのだろうか。

「正直、ここ数年のももクロの活動は、あまり目立っていない。メディア露出が減少し、ライブ活動に軸を置いていたものの、コロナのせいで全部なくなり、活動が滞っている状態です。このままではフェードアウトしかねないということから、TIFに出演することで、もう一度ほかのアイドルグループのファンにもアピールしたいということなのではないでしょうか」(同)

 一方、TIFのほうも、ももクロのような大物に出演してほしい事情があるようだ。

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