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三浦カズにも飛び火! 新庄剛志のトライアウト参加で問われた「客寄せパンダ」の是非

三浦カズにも飛び火! 新庄剛志のトライアウト参加で問われた「客寄せパンダ」の是非の画像1
写真/GettyImagesより

 新庄剛志が15年ぶりの現役復帰を目指して、プロ野球の12球団合同トライアウトに参加したことが話題を呼んでいる。

 最終打席で左前タイムリーを放ち意地を見せたものの結局、NPB球団からのオファーはなし。マツコ、坂上忍など芸能界からは48歳での挑戦に拍手が贈られたが、1シーズン動ける体力がある保証もなく、獲得球団がなかったことには“当然”と見る野球ファンが圧倒的だ。

 一方で、ネット上で熱い議論が交わされているのが、プロスポーツ界における彼らのような「客寄せパンダ」の是非である。スポーツ紙記者が言う。

「タレントの野々村真が12月14日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)にて、『ファンあってのプロ野球だから、そっちの目線でとっていただきたかった』と語り、戦力を二の次にしても話題性のある新庄を獲得すべきだったとの持論を展開していました。新庄が入ることで支配下の枠が1つ減るのは球団にとっては大きなマイナスですが、激安の年俸で取ればキャンプの数日であっさり回収でき、グッズ収入や集客効果など興行的な旨味は十分。古巣の阪神や日本ハム、財政事情の厳しい球団が手を上げてもおかしくはなかった。実際、ほぼ戦力外の日本ハム・斎藤佑樹や西武・松坂大輔にしても事実上の“客寄せパンダ”。来期も契約が決まっていますが、彼らを残すなら新庄のほうがマシという見方もできます」

 さらに、新庄問題は白熱し、サッカー界にも飛び火することに。

「53歳で現役を続ける、三浦知良との比較論も目立ちます。カズがプロフェッショナルで体を十分にケアしてきたことは称賛に値しますが、かれこれ3年近くノーゴールで、話題になるのは試合に出場するたびに更新される『最年長記録』だけ。評論家のセルジオ越後も、フォワードとして点を取れないカズに『記録を伸ばしても意味がない』と、引退勧告をしていました。とはいえ、カズも自身が『客席せパンダであること』を自覚していて、所属クラブに金銭的なプラスをもたらしているのは間違いない。もっとも、引退することなく現役を続けているカズと、10年以上バリで遊んでいて、気まぐれで現役復帰しようとした新庄を比べるのはナンセンスな気もしますが……」(前出・スポーツ紙記者)

 仮に新庄を獲得しても、やはりファンの支持は得られなかったかもしれない。

最終更新:2020/12/16 17:26
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