田中みな実、事務所移籍が裏目に!? 女優業うまくいかず不信感あらわ？

　今年大ブレイクを果たしたのが、元TBSアナウンサーの田中みな実だ。セミヌード写真集の爆発的なヒットを受け、テレビや女性誌などで引っ張りだことなった。

「元アナウンサーの芸能活動としては異色の存在で、裏には写真集をプロデュースした女性編集者が田中の売り出し方をサポートしている。その編集者は、金銭トラブルなどで出版社をやめたのですが、その後違う大手出版社に席をおいて田中の売出しを手伝っています」（週刊誌記者談）

　メディア関係者を味方につけ、元女子アナらしからぬ仕事を次々と成功させている田中みな実だが、不穏な声も聞こえ始めている。

「事務所を宮根誠司の事務所である『テイクオフ』から女優系の『フラーム』に変更し、今後は女優活動を中心に仕事をするつもりだったのですが、移籍先で問題が起きているようです。フラームは女性ばかりが所属する事務所で、戸田恵梨香など同性の人気を集めて売り出すのが上手い事務所。なので、田中の『あざとい』キャラで女性人気が低い現状に売り出し方を迷っているようなんです」（民放関係者談）

　年末にかけて、以前ほどの勢いがなくなった田中みな実。事務所との不和が関係しているという。

「以前の事務所時代もマネージャーの言うことを聞かずに、女性編集者の指示を仰ぐのでコントロール不能になっていました。現在の事務所はテレビを中心にマネージメント機能もしっかりしているので、田中には女性編集者とのビジネス上の関係を切るように言っているようです。しかし、田中からしたら仕事が減っているいま、事務所に不信感を覚えるようになっている。奇怪な演技で注目を集めた『M 愛すべき人がいて』（テレビ朝日系）以降、女優仕事は幾つか来ているが、田中が思い描いたものとは、違ったようです。そういった仕事の価値観も事務所とずれ始めているようです。本人はもっと正統派な恋愛ものなどで自分が輝くと主張しているようです」（民放関係者談）

　そんな中で、田中が頼ったのはやはり信頼が置ける女性編集者だったという。

「田中は夏あたりから女優宣言をして、バラエティ番組の出演を断り始めた。正直、テレビ業界の中ではバラエティタレントとしか見ていなかったので、みな急に仕事を断り始めた田中に、不信感を抱いている。そこから、バラエティや情報番組からのオファーも減り始め、いまやテレビ業界内では使いづらいタレントになっている。あざといキャラで女性人気が低いことをネタにしていたのも大手広告代理店からの受けが悪く、CMも決まりづらいタレントになってしまっています」（民放関係者談）

　仕事が減る中で田中みな実が取った行動も不評を買っている。

「吉本を退社した元カレの藤森慎吾との復縁のニュースがネットで広まりましたが、これも田中サイドから仕掛けたと言われている。また、女性編集者が手引をして幾つかの雑誌のインタビューを年末に出して、そこで真面目に仕事論などを語っているのも、テレビ的には使いづらい印象になる。あざといキャラに変わるイメージ作りをしているようですが、正直メディア的には『いい女キャラ』の田中みな実では使いづらい」（民放関係者談）

　追い込まれた田中みな実だが、半面では人気があるのも事実。来年以降起死回生はあるのか？

小林真一（フリーライター）

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち