トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 元鳥取県知事が政府の“居直り”をこき下ろし

「菅首相は怠けてる」元鳥取県知事が政府の“居直り”をこき下ろす! 大本営発表ばかりの大手新聞批判も

怒涛のツッコミに恵も凍りつく…

 そして、厚労省が病院や医師に協力を勧告し、従わない場合には病院名を公表するという政府案には、

「首をかしげざるをえないですね。言うこと聞け! 聞かなければ血祭じゃないですが、脅しをかけてどれほど効果があるか? です。ぐずぐずしてたほう(政府)が『おまえ!』と居丈高に迫ることに違和感があります」

 さらに入院勧告に応じなかったり、虚偽の報告をした感染者などに刑事罰を与えるという政府案には、

「色んな事情があるのに入院しなかったら全部、刑事罰なんておかしいです。それが行き過ぎれば『らい予防法』の悪夢を繰り返すかもしれないです。その反省で感染症の特措法が決まったんです。嘘を言ったら刑事罰というなら、国会で118回も嘘ついた人がいるじゃないですか。なんのお咎めもないじゃないですか。感染してプライバシーが気になるから嘘ついたら刑事罰なんて、こんなアンバランスありませんね。嘘ついても『まちがいちゃいました』と国会で答弁して、人事院の事務総長になる人がいますよね? 上の人がそういう自堕落なことをしていて、弱い庶民がつい嘘ついたら刑事罰なんてのは、法治国家としてバランス欠いてます」

 と述べて、恵は、凍りついてた。

 片山さん、ガンガンいっちゃってください! 玉川さんも、こりゃ負けてらんないっすよ。

和田靜香(ライター)

1965年生まれ。静岡県出身。主に音楽と相撲のライターで貧困問題やフェミニズムにも関心が高い。著書に『スー女のみかた~相撲ってなんて面白い』(シンコーミュージック)、『音楽に恋をして♪評伝・湯川れい子』(朝日新聞出版)、『おでんの汁にウツを沈めて~44歳恐る恐るコンビニ店員デビュー』(幻冬舎文庫)などがある。

わだしずか

最終更新:2021/01/16 07:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画