『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
『チコちゃんに叱られる！』やべっちポーカーフェイス発動!? 岡村の無表情は何を意味する
2021/01/29 18:00
ナインティナイン 岡村隆史 矢部浩之 チコちゃんに叱られる！
驚きのやべっちポーカーフェイス
そして、最後に映し出されたのは相方・矢部浩之の写真だった。矢部の顔を見ながら岡村はこうコメントした。
「最近、特に思うのは感謝してますねえ。後輩やったんですけど、うまいこと敬語もなくなってねえ」（岡村）
清水先生は岡村の顔を2分にわたって分析したものの、実験対象の表情は変わらないままだった。矢部の写真の前で岡村はずっと無表情なのだ。これは一体……？
アンミカ 「矢部さんに無ってなんなんですか!?」
チコちゃん 「どうなの岡村、あれは。どういう感情だったのかしら？」
岡村 「僕自身もちょっとわからないです。なんで、相方見て無やったのか」
まさに、やべっちポーカーフェイス。好きの反対は無関心とよく言うが、あの岡村の表情を見ると心配になってしまう。失言騒動のときに救ってくれた恩人なのに……。色々なことがあり過ぎて無表情になってしまったか？ ようやく仲が良くなったナイナイなのに、波風が立ちそうな実験結果だ。岡村にとって、矢部はもはや空気のような自然な存在ということか。ところで、実験中にダウンタウンや明石家さんまの写真が出てきたら岡村はどう反応しただろうか？ それも気になった。
このテーマ、非常に面白かったのだが、腑に落ちない部分もある。今回の検証は本音を読んでいるか否かのみにフォーカスしており、空気を読むについて論じてはいない。その場全体の雰囲気を把握することが「空気を読む」ということ。誰か1人の本音を感じ取っても「空気を読む」にはならない。本音と建前の検証VTRだったのでは？ モヤる内容だった。
1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、（昔の）プロレス系。『証言UWF』（宝島社）に執筆。
最終更新：2021/01/29 18:00
