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『チコちゃんに叱られる!』やべっちポーカーフェイス発動!? 岡村の無表情は何を意味する

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

サーモン寿司が食べられるようになったのは最近のこと

 つまり、生の鮭を食べるようになったのはわりと最近ということ。そして、およそ35年前に生で食べられる鮭を日本に持ち込んだ人物がいる。その人物とはノルウェー在住、トロムソ大学経済学部研究員のビョーン・エイリック・オルセンさんだ。

 鮭の育ちやすい環境が整っているノルウェーは、世界に先駆けて生で食べられる鮭の養殖に成功した国。しかし、1980年代に各国が養殖業に力を入れ始め、市場の取り合いが激しくなった。ノルウェーは新たな輸出先が必要となり、そこで目を付けられたのが寿司大国の日本だった。我が国には世界でも珍しい生魚を食べる文化があるので、「日本で養殖鮭を食べてもらえれば新たな市場開拓ができる」とノルウェーは考えたのだ。オルセンさんはノルウェー政府に依頼され、生の鮭を売るために日本全国を駆け回ることになる。彼の最初の狙いは高級寿司店だった。しかし、このとき持ち込んだ養殖の鮭は天然の鮭に比べて身の色が白っぽいものだったし、寿司職人には「生の鮭は食べられない!」という固定観念があったため、受け入れられることはなかった。

 その後もオルセンさんは売り込みをし続け、およそ4年経った頃に転機が訪れた。日本に回転寿司店が増え始めたのだ。回る生の鮭を見たら子どもが手にとるだろうと考えたオルセンさんは、狙いを高級寿司店から回転寿司店に変更。まずは美味しそうに見えるように身の色を改良し、天然の鮭に近い鮮やかなオレンジ色の養殖鮭を開発した。

 さらに天然の鮭と養殖の鮭は違うと区別してもらうため、日本では何か違う名前をつける必要があると彼は考えた。そうしてできたのが、生で食べられる鮭につけられた「サーモン」という呼称。すると、新しいメニュー開発に取り組んでいた回転寿司店がサーモンを受け入れ、やがて回転寿司には欠かせない定番ネタになっていった。

 つまり、オルセンさんがいなかったらサーモン寿司は存在しなかったのだ。オルセンさんが頑張らなかったら、今でも我々は炙りサーモンは食べられなかったし、それどころか「とろサーモン」というコンビ名も生まれていなかっただろう。ありがとう、オルセンさん! よく諦めないでくださった……。ここで番組スタッフは、オルセンさんにある事実を伝えた。

番組スタッフ 「日本の人気お寿司ランキング(回転寿司)で、サーモンが9年連続1位というのはご存じでしたか?」
オルセンさん 「本当!? それは知らなかった! うれしいね!! 教えてくれて ありがとう!」

 自らの仕事で日本人が幸せになったのだから、苦労の甲斐もあっただろう。確かに、サーモンは常にランキング上位のイメージがある。何しろ、安定していつも美味しいネタだ。ちなみに、オルセンさんの一番好きな寿司ネタはウニらしい。サーモンじゃないのかよ!

 余談だが、今回の疑問と全く同じテーマを1月7日放送『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)がすでに取り上げていた。『チコちゃん』のたった2週間前の話だ。ツイていないというか、何というか……。

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