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『麒麟がくる』、生存を匂わせるラストに「明智光秀=天海僧正説」が大盛り上がり!

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写真/GettyImagesより

 長谷川博己主演のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』が2月7日、ついに最終回を迎えた。

 ドラマではクライマックスとなった「本能寺の変」で染谷将太が見せた従来の織田信長像を一新するような「せつない死にざま」に拍手が贈られる一方、長谷川演じる明智光秀の「生存説」に含みを持たせた最終回も話題を呼んでいる。

「信長を討った後の終盤、羽柴秀吉との『山崎の戦い』はナレーションでさらっと伝えられたことで、一部の視聴者は光秀を『ナレ死』させたと騒然となりました。しかし、よくよく聞けば『敗れた』と言っただけで『死んだ』とは言っていない。そして、3年後となったラストで、駒(門脇麦)が光秀の生存の噂話を口にし実際、市場で似た侍を見かけて追うも、姿を見失うという終わり方でした。あえて生死不明にして、『光秀=天海説』を否定しなかったことで、ネット上は日本史マニアが大盛り上がりとなっています」(テレビ誌ライター)

 光秀は「山崎の戦い」で破れたあと、本拠地の坂本城に戻る最中に小栗栖で落ち武者狩りにあい、生命を落としたというのが定説。しかし、実際は生き延びて、家康、秀忠、家光の徳川三代に仕えた天海僧正になったという説があるのは有名だ。

「天海が亡くなった時の“おくりな”が『慈眼』で、光秀の木造と位牌があるのが『慈眼寺』。家康の墓所である日光に『明智平』という地名があり、それを名付けたのが天海。従者にその理由を聞かれたときに『明智の名を残すためさ』と答えたという逸話などがあるというのがその理由です。また、坂本龍馬が光秀の子孫だという説もあります。真実かはともかく、いくつかの根拠もありロマンがありますね」(サブカル誌ライター)

 日本史の珍説といえば、他にも「源義経=チンギス・ハーン説」「上杉謙信女性説」「徳川家康は影武者だった説」などが有名。

『麒麟がくる』も光秀生存説を採用したのだとしたら、家康の後ろで僧がニヤリと笑うなんてラストもアリだった?

最終更新:2021/02/09 06:00
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