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『ボクらの時代』EXILE TAKAHIROと市原隼人の“パパ談義”も霞む強烈「父親エピソード」

EXILE TAKAHIRO Staff公式Twitterより

 18日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に登場したのは、EXILE TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳の3人。2019年公開の映画『3人の信長』で共演して以降、定期的に連絡を取り合う仲だという。

 3人の共通項は、子どもを持つ父親であるということ。市原は2014年に、TAKAHIROは17年に、岡田は18年に第一子が誕生しており、岡田には今年2月に第二子も誕生している。トーク序盤では、今の仕事に就いた経緯やキャリアの転機、周囲は敵だと思っていた若かりし頃の“尖り”っぷりについて振り返っていたが、次第に家族の話題に。

 「20代の頃、自分のことしか考えてなかったから。本当にそれで人に迷惑たくさんかけてて」という岡田は、子どもが生まれてから、仕事に対して「肩の荷が下りた」と感じるようになったという。その心境の変化の理由を、子育てを通じて「大人にしてもらってる」ことにあるのでは、と自己分析していた。市原もTAKAHIROもこれに共感し、TAKAHIROは、「取り繕うことに必死だった時代」があったものの、子どもが生まれてから「誰に嫌われてもいいやって。(我が子という)スーパー味方がいるから」と思えるようになり、「本当に楽になった」と語った。

 そこから話題は、“子を持つ父親”としての話から、自分たちの父親についてのエピソードに変わっていく。市原の父親は「豪快」だったそうで、「(文字は)枠からはみ出して書け、と(言われてた)。枠の中に字を書くとそれで怒られる」「ご飯は早く食べろ。(でないと)他の人に食べられるぞ」といった独特の教育方針で育てられたことを明かし、これにTAKAHIROは「パンチあるのに、ビックリしないですね」と今の市原を見ると納得感があるとコメント。

 そのTAKAHIROの父親のエピソードもなかなか個性的で、「(テレビで)水着だらけの運動会みたいなの、ああいうの一緒に観て。女性が並んでいるのを見て、『お前、どれがタイプや』って。『せーの、はい!』で指すっていう。“いい女とは”を教えてくれた(笑)」「いい意味で性教育というか。まったく子ども扱いせずに、いろんなことを教えてくれて。曲がらずに済んだというか、真っ当にエロ一直線でこれたなっていう」と、本気とも冗談ともつかない調子で「素晴らしい親父」と語っていた。

 岡田の場合は、両親が共働きだったために関係が薄かったそう。また、両親は離婚していたため、父親とは20年以上も連絡を取っていなかったというが、子どもが生まれたことをきっかけに育ててくれた父親に対する感情が変わり、連絡先を調べて感謝の気持ちを伝えたとか。このことをきっかけに離婚した両親が一緒に暮らすようになったなどの変化があったと明かし、市原とTAKAHIROのエピソードでやや脱線気味になっていた“父親トーク”をうまい具合に着地させていた。

 年齢を重ね、新たなステージに立った3人。番組上では、女優であるTAKAHIROと岡田の妻についてまったく言及されなかったのは少々残念だったが、リアルな“パパ”姿もうかがえる歓談は貴重だったかもしれない。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2021/09/18 22:35
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