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フジテレビ『27時間テレビ』2年連続休止に「CM単価下落」の声

文=日刊サイゾー

フジテレビ『27時間テレビ』2年連続休止に「CM単価下落」の声の画像1
写真/Getty Imagesより

 フジテレビ系の大型特番『FNS27時間テレビ』が、2年連続で放送休止することが一部で報じられた。関係者の間では「来年以降も復活はかなり厳しい」とこのままフェードアウトする可能性すら浮上している。

 番組は1987年に前身の番組『FNSスーパースペシャル 一億人のテレビ夢列島』がスタート。日本テレビ系で放送されている『24時間テレビ』に対抗すべく、主にバラエティー班が制作の主を担っていた。1997年から現在の番組名に変わった。タモリ、明石家さんまら同局と縁が深いタレントが番組を仕切ることが多く、人気バラエティー番組とのコラボも名物だった。

 ところが、近年は視聴率低下のテコ入れ策として教養バラエティーの要素を入れた演出を仕掛けたり、生放送ではなく事前収録に変更するなど試行錯誤を繰り返していた。系列局関係者は「あの番組は各地系列局の一体感を保つための番組でもあるが、準備どころか話にも出ていない。東京、大阪を中心に新型コロナウイルス感染拡大の状況ではとてもじゃないが番組は不成立」と明かした。

 さらに、来年以降についても「キー局のフジテレビ以下、どこも制作体力がかなり削がれている。背景には制作費の減少が大きい。そもそも27時間テレビが始まったのはバブル期で、湯水のごとく制作費を使えて成立させられた特番。今の時代にはまったくそぐわないし、局内でも『もう止めてしまった方がいい』という声も多い」(同)。

 コロナ禍が収まる、収まらないに関わらず来年以降は「規模を縮小するか、番組復活自体をも厳しいのでは」と話している。

 一方で、テレビ局の売り上げの根幹であるCM出稿はコロナ禍前よりも「回復傾向にある局も出てきた」という。

「一番わかりやすいのはゲームメーカー、アプリ開発など巣ごもり需要で儲かっている企業がたくさん、出稿してくれているのが大きい。すでにコロナが始まる前の2019年よりも売り上げがいい系列局もあるようで、現在もCM枠は完売状態が続ている。ただ、単価については以前より安値になっており利益率はあまりよくないのがネックです。特にフジテレビ系は他局と比べて単価が落ちたとの噂も多く、再浮上への切り替えタイミングが難しい」(大手広告代理店関係者)

 1990年代からテレビ業界を引っ張っていたフジテレビの復活はいつになったら実現するのだろうか。

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最終更新:2021/05/12 21:00

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