日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 石原さとみ、綾野剛らの情熱が空回り

石原さとみ、綾野剛らの情熱がすっかり空回りの『恋ぷに』… ”Deep”よりも”チープ”の声も

石原さとみ、綾野剛らの情熱がすっかり空回りの『恋ぷに』… Deepよりもチープの声もの画像1
日本テレビ『恋はDeepに』公式サイトより

 12日放送された女優の石原さとみと俳優の綾野剛がW主演する日本テレビ系ドラマ『恋はDeepに』の第5話の世帯平均視聴率が7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。

 同ドラマは、海を愛する魚オタクの海洋学者・海音(石原)と、ロンドン帰りのツンデレ御曹司・倫太郎(綾野)が巨大マリンリゾートの開発を巡って出会い、運命的な恋に落ちるストーリー。

 初回は10.5%で2ケタ発進だったが、第2話は8.9%。第3話は8.3%。第4話は8.6%。第5話は前回より0.9ポイント減。個人視聴率は4.1%だった。

「ドラマが撮影したばかりの今年2月、石原が新型コロナに感染したが事務所がそれを隠したままにしようとしていたが、一部週刊誌ですっぱ抜かれてしまった。幸先の悪いスタートとなったが、数字は右肩下がり。制作サイドの士気は低下しているものの、キャスト陣は明るい雰囲気なのが救いかもしれない」(日テレ関係者)

「週刊文春」(文芸春秋/5月20日号)によると、綾野は親友役を演じるお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾にサングラスをプレゼントしたそうだが、国内メーカー・アイヴァンのもので、一本5万円は下らない高級品。綾野本人も愛用しているそうで、同誌の取材に綾野本人が応じ、「サングラスなしでは演じられなくなっちゃうんじゃないかと心配です」と話している。

「本作に対して綾野はかなり気合が入っているようだが、石原のほうも負けず劣らず。新婚にもかかわらず、綾野とのラブシーンでは自ら台本よりも激しいキスを提案するなど、綾野と“ガチ恋”の雰囲気を出そうと役作りに余年がないようだ」(芸能記者)

 とはいえ、やはり数字が振るわないが、これには制作サイドにも問題があったようだ。

「倫太郎がなぜ海音に惹かれたのか、その明確なきっかけは描かれず、いつの間にかいい感じになってしまった。これまでの経歴が全て白紙だった海音だが、第4話では人間ではないことを自ら告白。あまりにも破天荒なストーリーでネット上では『もはやDeepじゃなくてチープ』と揶揄される始末……」(同)

 このところ、主演ドラマが相次いでコケてしまった石原だけに、今作の不振が今後の仕事に少なからず影響を及ぼしそうだ。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/05/19 07:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真