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小林麻耶と安藤なつ、離婚協議が報じられた2人の共通点はスピード結婚…電撃結婚は難しい?

小林麻耶と安藤なつ、離婚協議が報じられた2人の共通点はスピード結婚…電撃結婚は難しい?の画像1
写真/GettyImagesより

 ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――小林麻耶が整体師の夫・「あきら。」こと國光吟と、離婚協議に入ったと報じられましたね。メイプル超合金の安藤なつも、「ぽっちゃり好きの男性が集まるコミュニティ」で知り合い、2019年に結婚した6歳年下の一般男性と、代理人を立てて離婚協議に入っていると報じられるなど、離婚話しも目立ちます。

この2組、いくつか共通点がありますね。小林さんは18年に、交際スタートと同時にプロポーズされた「交際ゼロ日婚」で話題になりました。安藤さんの夫婦も、知り合って4回会っただけというスピード婚。そして、双方とも結婚からたった2~3年でのスピード破局。

――確かに。でも、出会ったときは「運命の人」だと思ってたんだろうなあ。

そして、双方ともおそらく、妻のほうが収入が高い。國光さんは「宇宙ヨガ」を提唱するスピリチュアル系の人物で、結婚前は、手をかざすと症状が回復する「オメガセラピー」という手かざし療法で生計を立てていたと言われています。

――うーん……一般人にはなかなか理解が難しいですね。

小林さんは、17年に妹・麻央さんが亡くなって1年足らずという、落ち込んでいた時期に國光さんと出会ったそうですから、精神的な支えがほしかったのかもしれません。20年には、夫婦でYouTubeチャンネル「コバヤシテレビ局」を開設し、毎朝、瞑想する動画など生配信していました。ところが今年1月、夫婦での配信は突然終了。3月には別居が報じられました。別居の理由は明らかになっていませんが、YouTubeでは充分なお金は入らず、行き詰まったのではないかと僕は見ています。相当再生されないと稼げませんから。

――朝6時から毎日配信、よくやるなあと思ってましたが、早朝だけにあのときはまだ目が覚めていなかったんですかね。でもようやく現実が見えてきた、と。

一方、安藤さんの夫は北陸出身で結婚を機に上京し、介護の仕事をしているそうです。6月29日付けの「デイリー新潮」(新潮社)では、2人の生活費は折半で、車検費用も折半するはずが男性がおつりを安藤さんに返すのを忘れたことから仲がこじれた⋯⋯といった男性の言い分が報じられています。一部ネットでは安藤さんが「ドケチ」だのなんだのと批判されていますね。記事を見るに、男性サイドから一方的に情報が流れたようです。

――「夫の知人の話」として紹介されていますが、もしかして本人⋯⋯?と思っちゃいました。小林、安藤側のコメントは?

小林さんからも安藤さんからも離婚についてのコメントはありません。代理人同士の話し合いになっているのでコメントは止められているようです。

――これからどうなっちゃうんでしょうか。

6月20日の熊田曜子さんの記事でも解説しましたが、まず代理人同士で話し合いが行われ、まとまらなければ調停、それでもまとまらなければ裁判となります。裁判になると、一般人が傍聴できますから、夫婦のさまざまなことが表に出てしまい、ドロ沼化は避けられない。高嶋政伸さんが2012年に離婚した際も、裁判で夫婦ゲンカがこと細かく公にさらされました。裁判になると時間もかかりますしね。18年に始まった川崎麻世さんとカイヤさんの離婚問題も、20年にカイヤさんの慰謝料請求が棄却され、カイヤさんが控訴。いまだ決着が付いていません。

(改ページ)離婚の沙汰も金次第!

――あの裁判、まだ終わってないんですね!

そうなんですよ。長いですよね。だから、裁判にならないよう話し合いで決着するしかない。國光さんは小林さんを看板にして、スピリチュアルの仕事を拡大していくつもりだったでしょうし、安藤さんの夫も芸能人である安藤さんを頼って上京してわけですから、ある程度納得するくらいのカネを得られれば丸くおさまるかもしれない。でも、安藤さんは払いたくないでしょうし、どう落とし所をみつけるか。

――やはりカネの問題ですか。

僕はバツ4ですけど、1度も慰謝料も払ったことはありませんが、モメたこともありません。そもそも慰謝料を払わなければいけないようなこともしてませんから。相手の女性には「慰謝料を取れたとしても200~300万円がいいところ。弁護士に頼むと100万円以上かかります。僕は払う理由はないから、弁護士費用だけかかって損するだけ。僕が引っ越し費用と、仕事を探すまで3カ月くらいの生活費は出します」と提案。これですんなりOKですよ。

――國光と安藤の夫は手強そうですから、その戦法でOKするかどうか⋯⋯。それにしても出会ってすぐ結婚するほどの相手が、ここまでこじれてしまうとは、結婚とは恐ろしいですね!

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2021/07/11 13:00
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