「ViVi」（講談社）の名物企画「国宝級イケメンランキング」が発表され、NOW部門のトップを占めた「Wほくと」に注目が集まっている。

　16日、2021年上半期の「国宝級イケメンランキング」が発表された。22歳以下が対象となるNEXT部門の1位はSnow Man・ラウール、30歳以上が対象となるADULT部門の1位は町田啓太がランクインとなる中、NOW部門はSixTONESの松村北斗が首位となった。松村はジャニーズJr.時代だった3年前、2018年上半期のNEXT部門での登場に始まり、7度目のランクインでついに1位となったが、「粘り勝ち？　地道に頑張っていたら順番が回ってきた、という印象です」と謙虚にコメントしている。

　NOW部門2位にはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人がランクイン。NEXT部門の1位はジャニーズ、ADULT部門の1位はLDHとなったが、NOW部門の1位と2位もジャニーズ、LDHが並び、両事務所の層の厚さがうかがえる。

　そしてこの「Wほくと」の並びにも注目が集まった。Twitterでは「Wほくとがワンツーってエモすぎ」「Wほくとがワンツーフィニッシュなの私得すぎてしんどい」「Wホクト！！がワンツー！！マジ最高」といった声が相次いでおり、「ViVi」での対談を希望する声も多く上がっている。

　さらに両グループの共演に期待する声も……。

「スト（SixTONES）とランペ（THE RAMPAGE）、どちらのグループも好きという人はけっこう多く、昨年1月24日放送の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）で初めて一緒になった時も一部で盛り上がってましたね。

　また意外と両グループには共通項もある。『Wほくと』だけでなく、ストには田中樹（じゅり）、ランペには藤原樹（いつき）と『W樹』もいます。それにランペ内にはヒップホップ好きのパフォーマーによるラップユニット『MA55IVE THE RAMPAGE』もあって、先日もゴリゴリの新曲を出したばかりですし、ランペの3ボーカルのうち、川村壱馬はラップもこなすので、彼らは田中と話が合うかも」（アイドル誌ライター）

　ジャニーズとLDHの関係が良好なのも期待に拍車をかけるようだ。

「個人間での交流はけっこうありますからね。ストとランペの直接のつながりは聞いたことはありませんが、EXILE AKIRA主演のドラマ『GTO』（フジテレビ系）では、2012年放送の第1期にSixTONESの森本慎太郎、GENERATIONSの白濱亜嵐、劇団EXILEの鈴木伸之らが生徒役で出演。特に鈴木は、森本演じる村井の取り巻き役でした。THE RAMPAGEの岩谷翔吾は横浜流星らと同じ高校の同級生で、Snow Manの目黒蓮もいたようです。

　また特に最近はオンラインゲームを通じて交流している例も多い。SixTONESではジェシーがかなりハマっているようですが、THE RAMPAGEでは川村や武知海青らがゲーマーで、BALLISTIK BOYZの海沼流星と『チームLDH』を組んでeスポーツの大会に出たこともあります。その海沼はHey! Say! JUMPの山田涼介と一緒にゲームをしたことがあったり……。どこかしらでつながっている可能性は十分にあるでしょう」（同上）

　音楽番組でのコラボなど“本格共演”が実現すれば、双方のファンが喜ぶだけでなく、芸能界にも大きなインパクトを与えそうだが、はたして……。

宇原翼（うはら・つばさ）

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。