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今井翼の退所を救ったのはタッキーだった? “退所組”で唯一、活動に支障がなかったのは相方の根回しのおかげ

今井翼が退所組で唯一、活動に支障がなかったのは苦楽を共にしたタッキーのおかげだったの画像1
今井翼 公式サイトより

 俳優の今井翼が24日、都内で行われた大阪松竹座『十月花形歌舞伎「GOEMON 石川五右衛門」』の製作発表に出席。先日訃報が伝えられたジャニーズ事務所の名誉会長・藤島メリー泰子氏への思いを語ったことを、各スポーツ紙などが報じた。

 今井は芸能界入りした10代前半から2018年9月に退所するまで、同事務所に所属。各紙などによると、今井はメリー氏について「厳しくも非常に温かく、深い愛情を幼い頃からくださった。僕も芸能界での息子の一人だと自覚しています」と語ったという。

 目上の人との接し方や礼儀作法を教わり、高校生の時には、一緒に歌舞伎も観劇。「『歌舞伎役者の重心の持ち方だけでもいいからちゃんと見ていなさい』と。日本の伝統をじかに見せてくださった」と感謝の言葉を口にした。

 今井はジャニーズを退所後、しばらく休養期間を経て20年から活動を再開。メリー氏に会ったのは新たな活動再開の直前が最後だったというが、「何度もハグをさせていただいて『頑張りなさいよ』と見送ってくださったことを忘れることはない」と話したのだ。

「退所組でコメントしたのは、近藤真彦、初年隊の植草克秀と錦織一清、そして今井ぐらい。元SMAPで『新しい地図』の稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾はSMAPをメリーさんに解散させられたようなものなので、パラ五輪の関係で何度か公の場に出ているが、まったくコメントせず。山下智久、手越祐也、長瀬智也もコメントしそうにない。おまけに、今井は退所後もメリー氏に会っていたそうで、それもなかなかない話」(芸能記者)

 多くの退所組が個人事務所に所属する中、今井は、今作でも共演する歌舞伎俳優の片岡愛之助との縁で愛之助と同じ芸能事務所「松竹エンタテインメント」に所属。昨年はNHKの大河ドラマ『麒麟がくる』、日本テレビ系のドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』に出演を果たすことがきたが、退所後のこうした活躍はあの人のおかげのようだ。

「ジャニーズ時代はユニット『タッキー&翼』として苦楽を共にしていた、ジャニーズの滝沢秀明副社長です。滝沢氏は当初、ソロデビューを打診されたが、『翼と一緒じゃなきゃダメ』と上層部に直談判。そのため、2人のきずなは深く、今井が退所する際にも、今後の活動について、生前のジャニー喜多川氏とメリーさんに掛け合い、時間をおいてほかの事務所に移籍できるように取りなしてくれた。滝沢氏は今井のダンススキルを認めており、そのうち、滝沢氏の直轄のジャニーズJr.グループとの共演があるのでは」(レコード会社関係者)

 今井はそのうち、滝沢氏にしっかりと〝恩返し〟することになりそうだ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/09/17 13:53
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