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ジャニーズ、「VS売り」継続!? なにわ男子の「ライバル」にTravis Japanをぶつけるか

ジャニーズ、「VS売り」継続!? なにわ男子の「ライバル」にTravis Japanをぶつけるかの画像
+81 DANCE STUDIO / Travis Japan [Teaser]」より

 関西ジャニーズJr.の人気グループ「なにわ男子」が11月にCDデビューを果たすことが先日発表されたが、このライバルグループとして、同じくジャニーズJr.の「Travis Japan」をぶつけるのではないかとの見方が再び広がっている。

 デビューを目指して活動しているジャニーズJr.は、なにわ男子のほかにも、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、Jr.SP、IMPACTors、Lil かんさい、Aぇ! group、Boys beなど多数ひしめいている。なにわ男子がこの「デビューレース」から一足先に抜けた形だが、デビューの切符を手にするのはもう1グループあるのではとも言われているという。

「昨年1月にはSixTONESとSnow Manが初の同時デビューという形で注目を集め、両グループの曲がそれぞれ入ったスプリットシングルは初週でミリオン達成。想像以上の反響があったため、“次”も2グループを一緒に売り出す形にするのではと見られていました」(芸能誌記者)

 その中で特に注目されていたのが、関西ジャニーズJr.のなにわ男子に、関東ジャニーズJr.のTravis JapanとHiHi Jetsだ。いずれも単独コンサートを開催できるほどの人気を誇り、ドラマやバラエティなどテレビでも活躍している。

「なにわは昨年からテレビ朝日で冠レギュラー番組を持たせてもらえるなど、明らかにプッシュされていましたし、全国アリーナツアーも成功させるほどの人気ぶりだったため、デビューは確定的でした。そこに加えて、関東ジャニーズJr.からもデビューをさせ、関東・関西で1グループずつのデビューにするのでは、との見方が以前から囁かれていたんです」(同上)

 7月28日の「なにわの日」になにわ男子のCDデビューが発表され、「2グループデビュー」は噂に終わったものと見られていたが……。同時デビューこそなくても、ライバル的な位置づけにされそうなグループがいるという。

「トラジャ(Travis Japan)です。8月30日放送の日本テレビ系バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』で彼らが『今年ブレイク間違いなしと言われているジャニーズJr.』として紹介されたのですが、その際に『“西のなにわ男子、東のトラジャ”と言われるほど人気で、今Jr.内で最注目のグループ』と説明されたんです。

 これに双方のファンが反発するなど悪い意味で反響がありましたが、注目すべきは、一部で使われていた『西のなにわ男子、東のトラジャ』という言い回しを番組側が使ったこと。デビューが決定しているなにわ男子の名前をわざわざ引き合いに出す説明だけに、ジャニーズ事務所に無断だったとは考えにくく、むしろ事務所側がそういう風に売り出したいという意向の現れでは」(アイドル誌ライター)

 Travis Japanといえば、今年、初の全国ツアーを開催。さらに先日、YouTubeチャンネル「+81 DANCE STUDIO」の開設を発表している。CDデビューが発表されていないジャニーズJr.による単独チャンネル開設は史上初だとのことだが、SixTONESはCDデビューが発表された2019年8月8日に単独チャンネルが開設されたことから、デビューへの布石ではないかとファンの期待も高まっている。

「トラジャの『深イイ話』出演は、この『+81 DANCE STUDIO』の宣伝だったようですが、ただのYouTubeチャンネルの宣伝でテレビ番組に出すというのも異例。同チャンネルでは、嵐の『Love so sweet』など先輩グループの名曲を独自の振り付けで魅せていくというダンス中心の内容になるそうですが、国際電話における日本の国番号を意味する『+81』を冠しているだけあって、世界に発信していく番組になるそう。世界を視野に入れているならCDという形態にこだわらない可能性もありますし、なにわ男子のCDデビュー日である11月12日に配信でデビュー曲をぶつける……という展開も考えられなくはありません」(同上)

 「なにわ男子 vs Travis Japan」という形でジャニーズ事務所は盛り上げていくのだろうか。

「Snow Manはシングル3作連続でミリオンヒットと圧倒的なセールスを誇っていますし、それに劣るとはいえ、SixTONESも最新シングル『マスカラ』が初週で49万枚以上売れるなど、令和の時代では超特大ヒットといえる。それはやはり、SixTONESとSnow Manをセット売りし、対立構造とすることでファンの応援したいという熱量を煽った、当初の“VS売り”のインパクトが大きかったと考えられています。しかしその反動として、ファン同士がいがみ合うなどの問題も起こってしまいましたし、また同じような手法を取ればファンから反発を買うでしょう。実際、今回もすでに一部ファン同士で揉めたほか、『こんな売り出し方するからバチバチする』『このVSはすごくモヤモヤする』『VS売りやめて』などと不満が出ています」(同上)

 ファンのこうした声が事務所に届くといいのだが……。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2021/09/02 09:30
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