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芳根京子演じる“いい後輩”が怖すぎる? 『真犯人フラグ』がヤバい女のオンパレード

文=東海林かな(しょうじ・かな)

芳根京子演じる“いい後輩”が怖すぎる? 『真犯人フラグ』がヤバい女のオンパレードの画像
ドラマ公式サイトより

 西島秀俊主演の日本テレビ系連続ドラマ『真犯人フラグ』に登場する怖い女たちが視聴者を戦慄させている。

 同ドラマは、妻子が失踪してしまった相良凌介(西島)が日本中から疑惑の目を向けられ社会的に追い詰められながらも真相を暴こうと奔走する姿を描く、不穏なシーンが散りばめられたサスペンス色の強いミステリードラマだ。登場人物のほとんどが怪しく描かれているのだが、それにしても「猫おばさん」「らっきょう女」「包丁研ぎ女」「がめ煮女」など“ヤバい女”が多すぎてその恐ろしさに視聴者も知らぬ間に追い詰められているようだ。

 まず、たくさんの猫をカートに乗せ散歩する神出鬼没の「猫おばさん」(平田敦子)。風体からして怪しいが、意味深な発言を繰り返したり、夜道でシューベルトの「魔王」を叫ぶように歌ったり、現実で出会ったらトラウマものの変人ぶりを発揮している。

 次に、凌介に人違いのふりをして抱きつき、「らっきょう、どうしました?」と尋ねた謎の「らっきょう女」(生駒里奈)。第4話ではその時に隠し撮りされた画像が凌介の不倫の証拠だとしてネットで拡散されてしまっていた。

 顔が映されず、未だ正体が不明の「包丁研ぎ女」もいる。テレビで報じられる凌介を見ながらゆっくりと包丁を研ぐ。部屋に同じ金魚鉢があることから、第3話のラストに登場した、凌介の遺影を飾って怨念たっぷりに念仏を唱えていた謎の人物と同一人物ではないか、と見る人が多いようだ。

 そして、回を重ねるごとに怪しさが増していくのが、凌介の妻のママ友である菱田朋子(桜井ユキ)の「がめ煮女」だ。追い詰められる凌介を助けているように見えるが、ストーカーさながらの迷惑行為を繰り返している。手作りカレーを大量に押し付けるに留まらず、第4話では凌介の失踪した妻の得意料理である「がめ煮」を持ってきて強引に部屋に上がり込む。さらに勝手に冷蔵庫を開け夕食の準備をして食べさせていた。ラストには菱田の息子が押し入れに隠された何かを見つけ恐怖の表情を浮かべると、菱田が人差し指を立て「シー」と黙るよう息子に迫る恐ろしいシーンも。妻の留守中、しかも失踪している時にママ友が部屋に上がり込み、夫婦の思い入れのある料理を食べさせるとは、たとえ失踪事件に関与はしていなくても、妻からしてみれば非常識極まりない、ヤバい女だろう。

 そんな怖い女のオンパレードな『真犯人フラグ』だが、今のところ誰が失踪事件に関与しているのか、いないのか、何も分かっていない。いつ誰が豹変するかも分からない。明らかに怪しく描かれている彼女たちよりも、実はもっと怖い人物がすでに登場しているのかもしれない。例えば、優しくていつもそばで支えてくれる信頼している人が、実は黒幕だったら……。

 凌介の頼れる部下で、仕事面だけでなく失踪事件に関しても全面的に協力し支えている二宮瑞穂(芳根京子)。いい人すぎる彼女を黒幕と考察する視聴者も多いのだ。気になるのは、やたらと「特別に思ってたのは私だけなんですね」「課長と一生添い遂げる覚悟です」などと好意があるような言葉を口にするところ。リアクションに困る凌介に、すぐに冗談ですよ、と笑い飛ばしているが、もしも何か強い想いを凌介に抱いて、嫉妬や怨念から今回の事件を計画して協力するふりをしていたら……と考えると、他の誰よりも怖く思えてしまう。

 14日には第5話が放送される。2クール放送のため、ようやく前半の折り返し地点といったところだ。次はどんな怖い女のシーンが描かれるのだろうか。まだまだしばらくは謎に満ちた怖い女たちの協奏曲を楽しむことができそうだ。

■番組情報
日曜ドラマ『真犯人フラグ』
日本テレビ系毎週土曜22時30分~
出演:西島秀俊、芳根京子、佐野勇斗、桜井ユキ、生駒里奈、柄本時生、柿澤勇人、長田成哉、坂東龍汰、迫田孝也、田中哲司、宮沢りえ ほか
主題歌:Novelbright「seeker」(UNIVERSAL SIGMA / ZEST)
音楽:林ゆうき、橘麻実
企画・原案:秋元康
脚本:高野水登
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:鈴間広枝、松山雅則(トータルメディアコミュニケーション)
演出:佐久間紀佳、中島悟(AX-ON)、小室直子
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/shinhannin-flag/

東海林かな(しょうじ・かな)

東海林かな(しょうじ・かな)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

最終更新:2021/11/14 12:00

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