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上沼恵美子の名物番組が来春に終了…突きつけられる大御所タレントの引き際

文=大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

上沼恵美子の名物番組が来春に終了で突きつけられる大御所タレントの引き際の画像1
上沼恵美子『時のしおり』特設ページより

 関西で人気を誇る上沼恵美子の名物番組のひとつ『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(朝日放送)が、来春に終了すると発表された。

 平日の昼にトークとレシピでゲストと視聴者をもてなしていた同番組は、スタートから27年と長く続いていたため、関西を中心にお昼帯の日常と化していたわけだが、上沼の強味であった“密”がコロナ禍により発揮できなくなっていた。

「トーク番組であるのに、やはり最近までゲストを呼べなくなっていたことや、高額な出演料、時代にあったスタイルへのシフトなどが検討され、最近になって上沼さんが終了を制作側から受け入れたそうです。ただ、コア視聴率などを重視する朝日放送としては少し前から大御所タレントの長寿番組はいずれにしても終了したい意向で『おしゃべり~』も終了リストに入っていた。今夏に週刊誌が同番組終了の可能性を報じた際に、上沼さんが否定したのは、局側がタイミングを見計らっていたからのようです」(芸能リポーター)

 というのも、これまた25年も続いた『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)が昨年の夏、突然打ち切りになったことも絡んでいるようだ。

 番組の幕引き時というのは、スムーズに後番組へ移行できるように準備を進め、改編期である春か秋に入れ替わることが通例なのだが、翌週の同時間枠の番組すら決まっていないままに終了する異例の事態だった。

「番組の準レギュラーだったキングコング梶原雄太への、上沼さんによる収録中のパワハラともとれる言動が引き金で、制作側と上沼さんは喧嘩別れになって、無理やり終わらせたみたいですね。この件は大騒ぎになったので、朝日放送としては二の舞にならないように今回は互いに慎重だったと思いますよ。『えみちゃんねる』の最終回では本人の口から挨拶もなかったほど嫌な終わり方で、上沼さんから恨み節のような発言も未だに見受けられます」(既出・リポーター)

 大御所ならではのプライドもあるのかもしれないが、“言いたい放題”は上沼の芸風のひとつである。昔から自身の番組などで、名前は伏せているものの、女優や歌手などの態度が気に入らないなど、愚痴ることや口調がきつくなることもあり、絶大な人気の反面で“怖い”や“感情的”という印象を持つ人もいた。

 2018年に行われた『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)においては、上沼の審査に不満を持った芸人がSNS上で暴言を用いて上沼を批判する動画を乗せ、笑えない事態に陥った。

「今年もM-1グランプリの審査員に名を連ねていますが、毎回ギリギリまで審査員を受けてもらえるか難しいところもあって、今回もスタッフは戦々恐々だったそうです」(テレビ局関係者)

 しかし、その勢いも落ち着いてきたのか、29日に放送の自身がMCを務めるABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』では「現役で50年やって、ちょうど一区切りとして来年3月あたりで、プロとしての幕を引こうかなと思っていた」と話している。

 ただ、長寿番組になるほど抱えているスタッフも多くなったり、制作側や視聴者の期待に応えたいという責任感から、自分の意思だけで簡単に辞めることは難しく、タイミングや兼ね合いを見計らう必要があるようだ。

「近頃のテレビ局は広告出稿も若い層を狙いに行くことになり、年配のタレントはかつてよりも難し立場に立っている。先日、60歳で引退すると常々宣言していた明石家さんまさんも、結局66歳で現役ですし、1987年から放送していた『さんまのまんま』(フジテレビ系)は16年以降、特別番組として不定期で続けています。当初は2年早くレギュラー放送を辞める予定だったけど、同期であり突然芸能界を引退せざるを得なかった島田紳助が戻ってこられる場を作っておこうという思惑があったと、さんまさん自身が明かしています。『森田一義アワー笑っていいとも!』(同)も、約32年で幕を閉じたが、そこに至るまでは、長年レギュラーメンバーだった出演者にも事前に終了が伝えられずに、水面下で話し合いが続き、みんなが別れを惜しむ形で有終の美を飾りましたね」(既出・リポーター)

 これまでも「旦那が定年したら引退する」や「ハワイに移住して余暇を過ごす」といった発言をしており、引退宣言は上沼お得意の“におわせ”に近かったが……きれいな引き際となるのだろうか?

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

最終更新:2021/11/30 20:00

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