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『バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅』クロちゃんは第2の蛭子さん?&勝敗に異論アリ!

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

『バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅』勝敗に異論あり&クロちゃんは第2の蛭子さん?の画像1
『ローカル路線バスVSローカル路線鉄道 乗り継ぎ対決旅』(テレビ東京系)公式サイトより

 新年1月3日に『ローカル路線バスVSローカル路線鉄道 乗り継ぎ対決旅』(テレビ東京系)の第10弾が放送された。今回は、なんと4時間スペシャルという長丁場だ。

 路線バスだけを乗り継ぐ太川陽介率いるバスチームと、鉄道だけを乗り継ぐ“軍曹”こと村井美樹率いる鉄道チームが対決。指定のチェックポイントを巡りながらゴールを目指して競うルールで、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』のスピンオフにあたる番組である。

 まず情報として抑えておきたいのは、4勝5敗でバスチームが劣勢だということ。『乗り継ぎ対決旅』以外の『BINGO対決旅』『路線バスで鬼ごっこ』『陣取り合戦』を含めると、太川は昨年10月から3連敗中である。2017年に蛭子能収が「ローカル路線バスの旅」シリーズを卒業したが、最近は太川までびっくりするような凡ミスを連発、一部から老化を指摘されている。バスチームは背水の陣だ。

藤原紀香が「ローカル路線バスの旅」に降臨

 第10弾のスタート地点は姫路城で、ゴールに設定されたのは京都府宮津市・天橋立。バスチームのメンバーは、太川、藤原紀香、山根良顕(アンガールズ)の3人で、鉄道チームは、村井、前園真聖、クロちゃん(安田大サーカス)の3人という顔ぶれであった。

 まずは、バスチームの旅から振り返っていこう。基本、太川のチームに入るとチームワークは発揮できない。太川の決めた判断に従う典型的なワンマンになってしまう。

 しかし、ここに紀香が入ることで状況は変わった。さすがに、彼女には強く出れない。今回の太川はあからさまに当たりが柔らかかった。そんな状況下でのびのびと振る舞う紀香。どう見てもただの獣道なのに「近道じゃない!?」と突き進もうとするし、歩きのロケなのにピッチピチの革パンを穿いてきて速攻で破けているし、何も考えず厚底靴を履いてきて歩行困難になるほど膝にくる始末だ。頑張る気持ちは十分なのだけど、藤原紀香がどうしても抜けない紀香。1人残したら真っ先に遭難するタイプである。ただ、ゲストとしては今までにないタイプだっただけに、存在感は十分。最初から最後まで空気だった山根に比べ、撮れ高は存分に稼いだ。

 そもそも、この番組に彼女が出るという時点でプレミア感が漂っている。路線バスには場違いな存在感。実際、彼女が路線バスに乗ったのはこれが30年ぶりだそうだ。しかも、この番組は食がシビアである。旅番組だというのにそこら辺の飲食店で食事を済ませることもしばしば。老婆が営むただのラーメン屋の中華そばを美味しそうにかっ込む紀香は新鮮だった。

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