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北京五輪開幕のタイミングでコロナ第6波到来、テレビ局には追い風に?

文=木村之男

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羽生結弦(Getty Images)

 東京五輪から約半年。再びコロナ禍での開催となる五輪が、まもなく開幕する。

 北京五輪の日程は2月4日から20日までで、前回の平昌五輪から引き続き、2大会連続でアジアでの開催。現状では、お世辞にも盛り上がっているとは言い難いが、いざ始まればしっかり盛り上がることはこれまでの大会で証明済みだ。

 前回の平昌五輪では金4個、銀5個、銅4個と、過去最多のメダルを獲得した日本選手団。今回はさらなるメダルラッシュが予想されている。1月17日には民放の放送スケジュールも発表されたが、視聴率戦争で笑うのはどの局なのか。

「長らく冬季五輪では、金メダルが1個でも取れれば御の字でしたが、近年は日本人選手のレベルが急上昇。平昌で金メダルを取ったスピードスケート女子の高木美帆と小平奈緒、団体種目のパシュート、スキージャンプの小林陵侑と高梨沙羅、スノーボード男子ハーフパイプの戸塚優斗と女子ビッグエアの鬼塚雅など、金メダル候補は目白押しです。3連覇を狙うフィギュア男子の羽生結弦も表彰台は確実。下馬評では平昌のメダル獲得数を上回る勢いです」(フリーのスポーツライター)

 夏季五輪は競技や種目に興味が分散するが、冬季五輪で人気が集中するのは日本人の有力選手がいる競技。民放の放送スケジュールを眺めると、“おいしい”種目の中継が予定されているのはTBSだ。

「前回の平昌で視聴率トップだったのは羽生結弦が出場したフィギュア男子で、瞬間最大視聴率は50%近く。その他ではスキージャンプ、スピードスケート、カーリングなどが高視聴率を取りました。TBSは今回、フィギュア男子のハイライトをゴールデンタイムに放送し、スキージャンプ男子ノーマルヒル、カーリング女子の日本対韓国なども放送する予定で、いずれもかなりの数字を取るでしょう。

 コロナの第6波がやってきたのもテレビ局にとっては好都合です。第6波のピークはもっぱら2月初旬といわれており、五輪開幕とピッタリ。もともと寒さで外出がおっくうになる時期ですから、“ゆっくりテレビでオリンピックを”と考える人が増えるのは確実で、現在の感染状況に助けられる形になりそう」(キー局関係者)

 前回の平昌と同様、時差の影響がなく、そもそも日本人にはテレビ観戦しやすいスケジュール。東京五輪は開催の是非をめぐって見解がわかれたが、北京五輪は他国開催だけに、久々に落ち着いて五輪を楽しめるかも?

木村之男

木村之男

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

最終更新:2022/01/20 21:00

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