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『家つい』世界一のボディビルダーとディーン・フジオカの「シュッシュッシュッ」

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

『家つい』世界一のボディビルダーとディーン・フジオカの「シュッシュッシュッ」の画像1
『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)

 1月26日に放送された『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)は、題して「熱き想いを抱える人たちSP」であった。ゲストは、自身初の企画・プロデュース映画『Pure Japanese』の告知でやって来たディーン・フジオカだ。

「清潔にしてもらってイイですか?」スタッフのワキ毛を剃る

 台東区上野アメ横「二木の菓子」でスタッフが声をかけたのは、駐車場の係員の仕事をしている57歳の男性。特徴的なのは、茶色に染めてパーマがかかったリーゼント頭だ。昭和のヘアモデルみたいな髪型だが、それでいて若々しくもある。白いシャツと白のジーンズを穿き、いかにもこだわりがありそう。スタッフが「家、ついて行ってイイですか?」と尋ねると、彼は快諾してくれた。1人で生活中という荒川区のご自宅は一軒家だそうだ。

「一軒家なんですけど、自分で建てた家なんですよ」

 自分で建てたって、どういうこと? 明らかに旗竿地にある彼の家へ到着すると、これがまた細くて小さい建物なのだ。何しろ、6坪(約19平米)である。家と家の隙間に無理やり作った家。隣家と近すぎるため、自ずと陽は当たらない。細いわ、隣家との距離感がおかしいわ、地震がきたら危ないのでは?

――お家とお家の間に(建てた)?
「そうです。隙間に土地だけ買って、小屋ですよね。1人用ではちょうどいいので」

 俗に言う、狭小住宅。他人事だけにワクワクする。間取りは6帖1Kで、築1年。もちろん持ち家だ。建築費用は1,000万円(+地代500万円)。ほぼ単身用のワンルームに近いが、1人で住むならこれで十分かもしれない。落ち着く狭さだ。ただ、この部屋に1,000万円を費やすのなら賃貸でよかったのでは? と思わなくもない。まあ、年齢的に部屋を借りるのが難しくなったのかもしれないが。

 玄関を上がると、見事に何もないのだ。こざっぱりしているというか、生活感が皆無。彼は自称・ミニマリストだ。そもそも、この広さだとあまり物も置けない。その中でひときわ目立っているのは、ハンガーにかかった2本の白いビンテージジーンズだった。

「両方とも15,000円で高くはないんですけど、両方とももう売ってないんです。着ていいですか?」

 というわけで、彼はお色直しをすることに……と思ったが、白のジーンズから白のジーンズに穿き替えても、傍目からは違いがわからない。色、丈、ジャストフィットなサイズ感、ジーンズなのにシャツインする着こなし、すべてがさっきとまったく一緒である。ところで、どうしてこんなに物がないのか?

「経済的な理由ですね。物がほしいって気持ちを抑えないと。そんなに若いときみたいに稼げませんし」

 部屋を見ると、彼の節約ぶりが窺える。キッチンに行くとガスコンロが異常に汚いのだ。中古で購入したからである。電子レンジも汚い。これも中古か? あと、床と壁紙が汚い。浴室に行くとお風呂はカビだらけだし、タオル掛けが錆びている。家の中が全体的に汚らしいのだ。これで本当に築1年!? 風通しと日当たりが悪いと、朽ちるのが早いのだろうか……。

 彼が節約を心がけているのには、理由がある。

「(お金を)使うとすれば、やっぱり女性との交際費ですよね。いろんなところで出会って、お茶したり街をぶらぶらしたり。(これまでの交際人数は)80人くらいですかね」

「いろんなところで出会う」って、それって出会い系で知り合うパパ活なのでは……。リッチな会社役員がやるイメージだが、こんなに無理して捻出してる実態を知ると胸が苦しい。でも、本人的にはモテてると思っている。

――なんで、そんなにモテるんですか?
「『何がいいの?』『どこに惹かれたの?』とか(女性に)聞くと、みんな一緒のことを言ったんです。『清潔感があるから』って」

 身なりは小綺麗だけど、その前にこの汚部屋をどうにかしてよ! 家を見せたら「清潔感がある」なんて誰も言ってくれないだろうに。100年の恋だって冷める。

 意に介さず、彼は洗面所へ向かった。モテる男の身だしなみ法を伝授してくれるというのだ。最初にヘアカラーを吹きかけ、次に1ミリ単位で眉毛を揃える。仕上げは指の産毛をカミソリで剃るのだ。その流れに乗って、そのまま胸毛と背中毛が生えていないかをチェック。さらに、ワキ毛まで綺麗さっぱり剃ってしまう。

「(ワキを上げて)ツルツルでしょ?」

 剛毛はともかく、人並みくらいの毛がワキにあったほうがいいのでは? 逆にないほうが気持ち悪い。清潔感があるというより、彼はこだわりが強くなっただけ。美魔女みたいなおじさんだ。そもそも、リーゼントヘアで腋パイパンの人が本当にそんなにモテるのか?

 あと、やっぱり部屋が汚い。洗面所に行くと、今度はドライヤーの送風口が真っ茶色だったのだ。ヘアカラーでびっしり埋まってしまっている。どう考えても、頑張るところが間違っている。

 一方の担当ディレクター、日々の激務に追われて清潔感を意識する余裕がないらしい。

――僕モテないんでモテたいんですが、清潔にしてもらってイイですか?
「いいですよ。ええ、やりましょう」

 新しいパターンである。番組が変わった。題して、「清潔にしてもらってイイですか?」。ディレクターがどう変わるか、これは楽しみだ。まず、男性はディレクターの髪にヘアスプレーをふんだんにかけ、髪型をオールバックにしてあげた。

「ああ、いいですね! いいと思いますよ、さっきよりは」

 これが、全然よくないのだ。髪の薄いところが目立っちゃったし、セッティングもやっつけである。でも、構わず次へ行く。続いて、やっぱりワキ毛を剃るようだ。「ワキも行きますか」とスタッフのパーカーを脱がせ、なぜか自分の服も脱ぐ男性。上半身裸の男同士がワキ毛を剃ってる不思議な絵。また、彼(剃る側)の体型がガリガリなのだ。着こなしは気にしているけど、体は老人。モテを意識するならば、ちょっとくらい筋トレすればいいのに……。節約を心がけ、本当に食べてないからこその痩せ型である。

 結果、ワキ毛を剃られてひどいオールバックになった担当ディレクター。撮れ高がほしいから、彼も捨て身だ。その瞬間、「Let It Be」が流れ始めたから驚いた。これで終わりかよ!? 何のプレイを見せられていたのか。ピントのずれた“清潔感講座”が続くだけの取材VTR。だけど、『家つい』ウォッチャーはこういうのを求めてたりする。

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