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庄村聡泰(ex-[Alexandros])TEAM SHACHI『TEAM』で宿るスーパータフストロングエナジーポ(中略)フロムサガミハラシ

文=庄村聡泰(しょうむら・さとやす)

庄村聡泰(ex-[Alexandros])TEAM SHACHIの『TEAM』で宿るスーパータフストロングエナジーポ(中略)フロムサガミハラシの画像1
TEAM SHACHI 公式サイトより

 2018年10月23年に「チームしゃちほこ」から「TEAM SHACHI」へと改名。当初その読みはチームを読まない「シャチ」であったが、2021年10月23日の名義変更3周年に「チームシャチ」へと変更。その際に楽曲の方向性が「POPでLOUDでブラスなガールズユニット」と明確にされ、掲げるスローガンは「super tough strong energy positive exciting soul from nagoya」。そしてファンの呼称は「タフ民(タフみん)」で、ファンクラブは「タフ民の集い」である。

 さて、そんな改名から精力的にライブやリリースを重ね、遂に2月16日、アルバム『TEAM』のリリースを迎えた訳だが、こちらが何とまあ思った以上にスーパータフストロングエナジーポジティブエキサイティングソウルフロムナゴヤな内容だったので、それに喰らいつくには支持層であるタフ民が如何にスーパータフストロングエナジーポジティブエキサイティングソウルフロム各々の出身地を心に宿しているかが鍵だ。

 俺の心には聴いて宿りましたスーパータフストロングエナジーポジティブエキサイティングソウルフロムカナガワケンサガミハラシが。因みにスーパータフストロングエナジーポ(中略)フロムフクオカケンオオムタシでも良かったのだが、こちらは飽く迄出生地って事なので。まあとにかく舐めてかかるとこの異様なまでのスーパータフストロン(以下略)なテンションに振り落とされてしまいそうな大充実の快作であったのだ。

 幕開けは軽妙で洒脱な曲調が何とも小気味良い「POSITIVE BEAUTIFUL!~後ろ向きま宣言~」。だがこの1曲目が何とも曲者で、続くヘヴィな「HORIZON」への落差を明確に狙っての配置であった。アルバム全体の構成を考えるに於いては所謂ブラフ的な意味合いも多分に含まれていると考えて良いだろう。再生と同時に耳に飛び込んでくる(何ならちょっと腰も砕ける)”うっかりしてたら寝坊”の特徴的な声質も含め、軽快な曲調で油断させといて次曲でズドンな流れだチキショーめそう言うの嫌いじゃねえぞ。

 で、そんなヘヴィにズドンされる「HORIZON」はかなりバッキバキにチューニングされた硬質な電子音によるEDM的な楽曲。わざと地声ギリギリなキーに設定されたであろうサビが耳をつんざく。シアトリカルな台詞、ラップ、掛け合いの全てがスタッカート気味な音節となっており、ザクザクに刻まれたビートと相まってこちらをブン殴りにかかってくると言う実にサディスティックな仕上がりだ。

 自身お抱えのホーン隊”ブラス民”が2ビートで疾走するサビを華やかに彩る「番狂わせてGODDESS」。2サビ前の”ニンジンほしーっ”はコミカルな合いの手として大目に見るが、間奏のピロピロギターはとんでもない速度になっており、これは明らかにやり過ぎ(笑)。

 「AWAKE」ごめんなさいこれツボでした。メタリックにグイグイ押してくるギターと2バスを交え変則的に踏まれるキック、そしてリフはプラスとコーラスのダブルパンチと言う贅沢仕様のイントロと、そんな邪悪さすら滲ませるイントロである必要が果たして本当にあったのだろうかと思うくらい爽快に弾けるサビに”POPでLOUD”のスローガンを掲げる矜持をはっきりと、且つ大胆に伺わせてくれる。しっかし大胆と言えば”Good Sleep Can’t Peak”の”Sleep”の”リー”をガン無視で”ぐーすかぴー”と読ませるとは。俺が春風亭昇太なら間違いなく座布団モノであるが、2サビ後にはまた過激な打ち込みによるセクションが放り込まれたりラスサビはまた2ビートだったりそしてアウトロに一瞬だけグラインドコア調のリズムがぶち込まれたりするのでやっぱり座布団は没収です。

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