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『ラヴィット!』が異例の裏番組朝ドラいじりでおいでやす小田、絶叫

『ラヴィット!』が異例の裏番組朝ドラいじり!おいでやす小田絶叫の画像1
おいでやす小田 公式サイトより

 14日放送のTBS『ラヴィット!』においでやす小田が出演。裏番組となるNHK連続テレビ小説 『カムカムエヴリバディ』に出演しているため15分遅れでの出演となり、番組から壮大な朝ドラいじりを受けていた。

 この日の放送でもオープニングでは出演者のオススメのものを紹介し、通常通り番組は進行。しかし、8時14分を過ぎたころ、『森岡新平さん(おいでやす小田)登場まで30秒』と突然『カムカム』の役名メインでカウントダウンテロップが登場。司会の麒麟・川島明が「裏番組に朝ドラ出演中の小田さんが登場できる8時15分まで10秒前となりました!」と話を遮り説明すると、出演者全員で5秒前からカウントダウン。

 川島の「小田さんお願いします!」の掛け声でど派手な音楽と共に金色の幕が上がると小田が登場。クラッカーが鳴り、まあまあの大きさのくす玉も用意されていて、小田が紐を引くと『ようこそラヴィット!へ』の垂れ幕。小田は「なんやこの演出はー!!」と得意の大声で突っ込み、過剰な登場演出に文句をつけていたが川島に「ちょっと照れてますね、お座りください」とさらりとかわされてしまっていた。

 さらに席の後ろに『森岡酒店』と書かれた看板も置かれていたのだが、小田はこれに気が付かず。

 エンドロールが流れ、もう番組終了というところで、川島が「小田さん、なんか違和感ないっすか?背後、後ろ振り返ってください」と伝えると、やっと看板の存在に気が付いた小田。締めの挨拶「ラビット!」に被せて小田の「気づくかー!」の絶叫で番組は終了してしまった。

 この小田への朝ドラいじりは以前からで、2月7日の放送では、初めて朝ドラ終了後に遅れてスタジオに出演したのだが、テロップで「大物朝ドラ俳優おいでやす小田」と紹介。3月7日の放送でもTBSアナウンサー田村真子アナウンサーがはっきりと「カムカムエヴリバディにご出演中、森岡新平さんが放送終わりに駆けつけて来てくれました」と役名で紹介していた。裏番組の名前を平気でだす『ラヴィット』に小田は「バンバン、カムカムの宣伝するのなんの得があるんですか?出しすぎっすよ、異常っすよ」と指摘していたのだが、この日の放送ではそれがピークに。

『ラヴィット』内ではこれだけ時間をかけて朝ドラいじりしているのだが、小田の役どころは主人公一家が住む商店街の一員というちょい役。今日は40秒ほどの出演でほとんどが後ろ姿。オダギリジョーに対して絶叫突っ込みをしていたが、本編の出演よりも『ラヴィット』での一件で『森岡酒店』がトレンド入りしていた。

 ちょい役に見合わない量のいじりで他局の番組を宣伝する『ラヴィット』はやはり小田の言う通り異常なのかもしれない。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/03/15 13:00
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