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新朝ドラヒロイン・黒島結菜に懸念される“決定的な不安材料”

文=大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

新朝ドラヒロイン・黒島結菜に懸念される“決定的な不安材料”の画像
『ちむどんどん』公式サイトより

 3月24日、東京・渋谷のNHK放送センターにて、朝ドラ恒例のバトンタッチセレモニーが行われた。

 4月8日に最終話を迎える連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で3代目ヒロインを演じる川栄李奈と、4月11日にスタートする『ちむどんどん』のヒロイン・黒島結菜が、それぞれのドラマゆかりの品をプレゼント交換。エールを送られた黒島は、「『ちむどんどん』は沖縄の家族の物語で、あたたかく楽しいドラマになっていると思いますので、『カムカムエヴリバディ』からバトンを受け取って、このままいい流れでスタートできたらいいなと思います」と意気込みを語った。

 かつては新人女優の登竜門だった朝ドラだが、今やオーディションで選ばれることも減り、ここ最近は安藤サクラ、広瀬すず、戸田恵梨香、二階堂ふみ、杉咲花、清原果耶、上白石萌音、深津絵里、川栄と、すでに実績のある有名女優がヒロインを務めることがほとんど。黒島も直接のキャスティングだった。

「数少ないキラーコンテンツとなっていることから、NHKも“冒険”はできなくなっており、知名度のある女優で確実に高視聴率を取ろうとしているようです。特に2010年代後半には、脇役での朝ドラ出演を経験した後に主演に選ばれるという段階を踏むケースが目立つようになり、さらにここ数年は朝ドラに限らず、NHKドラマへの出演数の多さが影響する傾向にある。とりわけ黒島は、朝ドラでは『マッサン』『スカーレット』、大河ドラマでは『花燃ゆ』『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演し、主演ドラマ『アシガール』も好評を博すなど、NHKに愛されている女優です。高良健吾との熱愛が2020年に発覚したものの、『花燃ゆ』で夫婦役を演じていた間柄ということもあり、お似合いだと世間からは好意的に受け止められている。また、事務所が清純派女優としてイメージを大切に売ってきたことも、NHKが安心して黒島を起用できる理由の一つでしょう」(芸能関係者)

 しかし、そんな黒島には、近年の朝ドラヒロインに比べて大きな弱点も指摘されているという。

「黒島はクラレ『ミラバケッソ』のCMで注目され、『カルピスウォーター』『みずほファイナンシャルグループ』など多数のCMキャラクターを務めているものの、お茶の間での知名度が今のところ圧倒的に弱い。NHKに可愛がられている反面、民放の連ドラ主演がないこと、メジャーファッション誌の専属モデルを務めるといった露出も見られないあたりがその理由として挙げられます」(テレビ誌ライター)

 さらに、支持層がはっきりしないというのもマイナスに働く可能性もありそう。

「高良との熱愛でダメージがなかったのも、裏を返せば男性ファンが少ないとも言い換えられる。かと言って、女性ファンが多いというわけでもない。日本大学芸術学部写真学科を中退している黒島ですが、彼女のInstagramを見ると本格的な風景写真ばかり。玄人好みではあっても、本人の素顔やキャラクターが見えてこないため、ライトなファンが付きにくい。実際、他の朝ドラヒロインたちとはフォロワー数に大きな開きがあります」(前出・テレビ誌ライター)

 もっとも、一番重要なのは『ちむどんどん』での演技であり、かつての能年玲奈(現・のん)のように、視聴者に愛されるヒロインとなれば一躍ブレイクする可能性だってあり得る。NHKが大事に育ててきた黒島は『ちむどんどん』で転機を迎えることになるだろうか。

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

最終更新:2022/03/30 17:17

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