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『旅サラダ』中丸雄一、“丸見え”な地上17メートルで魅せた本人史上最高のロケ

生放送だから出た、いつも以上の中丸の“男気”

 続いては、足場なしの数メートルを滑車で移動する「ハヤブサ」なるアトラクションである。「ハヤブサ」に捕まり、空中を渡るアスレチックだ。まずは、係員さんがお手本を見せてくれた。

 何度も言うが、高さ約17メートルである。そんな空中を“シャーッ”と颯爽に渡る係員の後ろ姿を、絶望の表情で見つめる中丸。続いては、もちろん彼の番だった。

「えぇ~……という感じで、以上、『ハヤブサ』でした。中継はこれでもう終わりです」(中丸)

 勝手に締めて、終わらせようとする中丸。というか、さっきから中丸の口数が多い。恐怖心ゆえだろう。めちゃくちゃ怖いのが視聴者にも伝わってくる。

「でもありがたいことに、これが収録だったらちょっと駄々こねてると思うんですけど、これは生放送なんで、もう“行かなきゃいけない”ってのがありますから」(中丸)

 生放送が幸いし、男気をいつもより出す中丸。バラエティ番組なら絶対NGだけど、生の情報番組だから苦手なことにも頑張っているわけだ。結果、ハヤブサのように空を駆け、中丸は難所をクリアした。

「むちゃくちゃ気持ちいい! これ、意外にやってみると気持ちがいい!」(中丸)

 バンジーがNGの彼なのに、よく頑張っている。

「勝俣さん、僕にエールを一言ください!」

 続いてのアトラクションも難所。2本の細い棒が架かり、それぞれの棒に設置されたクッションを足場に“ポン、ポン”とテンポよく渡るアスレチックの登場だ。いわゆる、『SASUKE』(TBS系)に出てくるようなアトラクションというか。

 この難所を前に、中丸が脂汗を垂らしている。一方、スタジオにいるレギュラー陣がみんな笑顔なのだ。特に、勝俣州和である。彼のガヤがずっとうるさい。しかし、中丸にとっては支えになっていたようだ。

中丸 「ちょっと勝俣さん、エールを一言ください」
勝俣 「中丸、お前はヒーローになれ!」
中丸 「ぅぇぇ、ヒーローになりたい」

 いちいち、勝俣からひと声をもらいたがる中丸。まあ、そんな勝俣も生放送なのに『アッコにおまかせ!』(TBS系)でバンジージャンプを飛べず、和田アキ子から詰められたことがあったのだけど……。

 結果、このアトラクションも中丸はクリア! 渡りきった後の彼の表情は、スレスレだった。オープニングからたった数分間で、一気に老けた中丸。本当によくやっているが、彼は一体何を目指しているのか?

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