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『関ジャム』弾き語り特集、関ジャニ安田章大&ハナレグミのセッションが名演

“弾き語りの名手”永積と“上ハモの名手”関ジャニ安田のセッション

 番組は、このまま久しぶりのセッションへと突入した。「弾き語りは日常に近く、そこに住む人の時間と自分の歌が重なる」と永積は定義したが、他の出演者が見守る中、さっきまで収録を行っていたスタジオをステージに、永積と関ジャニ∞の安田章大が「サヨナラCOLOR」を演奏するらしい。

 正直言うと、期待していなかった。約10カ月ぶりのセッションである。「もう、この番組にセッションはいらないのでは?」とさえ思っていた。あと、せっかくの名曲だ。「どうせなら、永積と秦で演ってくれればいいのに」という本音もあった。

 いや、悪くなかったのだ。意外といい……ではなく、かなりいい。安田のハモリがである。上ハモに定評のある彼だが、だとしても恐れ入った。かつて、『関ジャム』で始まったはずの関ジャニ・ボイトレ企画がその後どうなったかは不明だが、安田はちゃんと練習を重ねていたのだろう。渋谷すばるっぽく歌ってしまう呪縛からも、彼は解放されたように感じる。歌い方をあえて永積に寄せ、良質なデュエットを披露した安田。完全に見直した。もしも藤井風がゲストに来る回があれば、藤井と安田でセッションしてもらいたいと思ったほどである。

 さて、今夜放送の『関ジャム』は、ついに山下達郎の特集だ。識者からの質問に答える達郎のインタビュー音声がスタジオで紹介される形式のようだ(達郎はジャニーズ関連の番組だと声の出演を許可しがち)。まるで、ラジオ! 

 サブスクについて「おそらく、一生解禁しない」と発言したインタビューが話題になったばかりである。この機会に、より深く山下達郎を掘り下げてほしい。なんなら、2週連続で特集を行ってほしいくらいだ。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2022/06/19 20:00
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