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『ウラ撮れちゃいました』迷走の末にたどり着いた“企画の墓場”

文=木村之男

かまいたち&白石麻衣の『ウラ撮れちゃいました』、迷走の末にたどり着いた企画の墓場の画像1
『ウラ撮れちゃいました』(テレビ朝日系)

 迷走が続いた挙げ句にたどり着いたのは“ド定番”のネタだった──。

 昨年秋にスタートした、かまいたちと白石麻衣が司会を務めるバラエティ番組『ウラ撮れちゃいました』(テレビ朝日系)が、紆余曲折を経て“どうぶつ企画”を中心とした番組にシフト。ついに腰を落ち着けそうな気配だ。

「『ウラ撮れちゃいました』は、“普段はなかなか見ることができない、様々な業界のウラ側に密着する”というコンセプトでスタートしましたが、とにかくいろいろな番組からネタをパクったような内容だらけの番組で……(苦笑)。開始当初にやった自衛隊潜入や新幹線密着は完全に『沸騰ワード10』(日本テレビ系)でしたし、グルメ企画は『オモウマい店』や『秘密のケンミンSHOW』(同)、企業潜入企画は『坂上&指原のつぶれない店』や『ジョブチューン』(TBS系)と、内容はほぼ一緒。『オモウマい店』については、取材方法やナレーションまでパクっていました。
 その他にも、『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)、『Youは何しに日本へ?』、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ』(テレビ東京系)など、パクったであろう番組を挙げたらキリがありません」(民放バラエティ番組制作関係者)

 何もかもがやり尽くされた感があるテレビ界で、ある程度、番組内容が似通ってしまうことは仕方ない。とはいえ、“ネタ元”がここまで指摘されるのは異常だ。しかし、ここ最近は、改善の意思が見られているという。

「今年度に入ってもしばらくは地方ネタやグルメネタをやっていましたが、5月に“カルガモのお引越し”というネタをやると、その後、一気にどうぶつモノにシフト。話題の動物園に潜入したり、どうぶつの赤ちゃんに密着したりと、一気にどうぶつ番組へと変貌を遂げました。木曜19時は『突破ファイル』(日本テレビ系)、『プレバト』(TBS系)と裏番組が非常に強力なうえ、テレビ東京が『タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって』をスタートさせたので、グルメものはベタ被り。視聴率的に苦戦を強いられていますから、どうぶつに最後の望みを託したということでしょう」(キー局関係者)

 ただし、関係者の見方はシビアだ。

「どうぶつモノはグルメと並んで数字が計算できる“鉄板”ですが、それゆえ飽和状態。各局、各曜日に強力な番組があり、それに割って入るのは並大抵ではありません。テレビマンや広告関係者の間では、視聴者にたやすく受け入れられる子どもやどうぶつに頼るのは安易なことだと見なされており、どうぶつ企画にすがるのは、いわば“最後の手段”。これで結果が出なければ、もう後はありません」(前出・バラエティ番組制作関係者)

 方針変更は起死回生の一打となるか?

 

木村之男

木村之男

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

最終更新:2022/07/11 08:00

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