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キンプリ永瀬廉『新・信長公記』あわやワースト視聴率、ジャニーズ“民放ドラマ離れ”加速か

文=小林真一(こばやし・しんいち)

キンプリ永瀬廉『新・信長公記』あわやワースト視聴率、ジャニーズの地上波ドラマ離れ加速かの画像1
永瀬廉

 King & Prince永瀬廉が主演を務めるドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)が9月25日に最終回を迎えるが、大苦戦のままのフィニッシュとなりそうだ。

 人気コミックの実写化ということで放送前は話題を集めた同作だが、蓋を開ければ世帯平均視聴率は初回(7月24日放送)の6.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)を頂点に、下がり続けているからだ。

「織田信長や徳川家康などの戦国武将がクローンとして蘇り、高校を舞台に総長を目指して戦うというSF作品です。いかにも漫画の実写化らしいストーリーがバカバカしい作品なのですが、実写ならではの良さを全く活かせなかった。奮闘しているのは異彩を放っている黒田官兵衛役の濱田岳くらいで、永瀬の信長も演技に重みがなく感動的なシーンもギャグにしか見えなくなっている。殺陣を中心としたアクションシーンも中途半端で、最終回に向けても視聴率の向上は見込めない状況。日テレ関係者も頭を抱えているようです」(民放関係者)

 9月18日に放送された第9話は、世帯平均視聴率が3.2%と過去最低を記録。この大失態に、ジャニーズ事務所の幹部もカンカンだという。

「最終回は少しでも視聴率を上げられるよう日テレは四苦八苦している。公式のYouTubeチャンネルでスペシャルコンテンツを公開するなどし、ジャニーズ事務所サイドにもなんとか“やっている感”は出しているようです。ですが、最終回直前までの平均視聴率は4.36%で、2003年以降の日テレのGP帯ドラマで歴代ワーストの『メッセージ~言葉が、裏切っていく~』(2003年)が記録した全話平均4.4%を下回っている。このままならば、およそ19年ぶりにワーストを塗り替える可能性が高くなり、いまからジャニーズ事務所はスポーツ新聞や週刊誌に、“永瀬廉がワーストを更新した”と騒ぎ立てる記事を出さないように要請しているようです」(同上)

 これがきっかけとなり、ジャニーズ事務所はタレントの活動方針を見直す決意をするだろうと言われている。

「ジャニーズタレントは、木村拓哉を筆頭に主演を務めるドラマの視聴率が、良くも悪くもスポーツ紙やネットニュースの記事のネタになることが多い。今春、木村が主演した『未来への10カウント』(テレビ朝日系)も視聴率が悪く、再三に渡ってサゲ記事にされました。挙句の果てには、週刊誌のネット媒体で“早期打ち切り”報道が出て、これがYahooニュースにも配信されたことで話が拡散し、テレ朝が誤報だと抗議するトラブルも起きています。

 こういったゴタゴタを嫌うジャニーズの藤島ジュリー景子社長は、少しずつネット配信ドラマにタレントの出演を移行させる準備を進めているようです。コンサートやファンクラブ会員の売り上げが多くを占めるジャニーズとしては、テレビが効果的な宣伝媒体ではなくなっている。そればかりか、木村や今回の永瀬のように、テレビの低視聴率に巻き込まれてタレントの価値を下げるほうがリスクになってしまうんです。その点、ネット配信ならば具体的な視聴率も出ないのでネットニュースにアレコレ書かれることもありませんし、Netflixなどでは大概の作品は配信開始日付近では視聴数で1位を獲れる。もはや、民放各局のドラマで“視聴率争い”に加担する必要性がほとんどないんです」(スポーツ紙記者)

 10月期からも、同じくKing & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS系『クロサギ』をはじめ、いくつかのドラマでジャニーズタレントが主演を務める。しかし、こういった状況は、来年以降は少しずつフェードアウトしていくと言われている。

「テレビ業界の凋落を見るに、平野の『クロサギ』も、山下智久が主演を務めた2006年の前作の視聴率を越えることは不可能です。平野の演技がどうこうではなく、ドラマの視聴率が平均して下がりまくっているので仕方のないところ。ただ、視聴率はどうしても表に出てしまうので、『平野は山下に負けた』というイメージが付けられてしまうのは明白です。いくらジャニーズが大きい事務所とは言え、この慣習を変えることはできない。ならば、ジャニーズ側で調整をするしかなく、今後は、ジャニーズ主導で出演するドラマをかなり厳選すると言われています。一方、テレビ局としてはジャニーズタレントの主演となるとCMスポンサーも集めやすいので、今の状況を維持したい。事務所との熾烈な駆け引きが行われることになりそうです」(同上)

 各テレビ局は、人気ジャニーズタレントのドラマ主演と引き換えに、他のジャニタレの“プロモーション案件を今まで以上に引き受けることになるだろう。配信ドラマに主軸を移したとしても、ジャニーズ事務所のテレビにおける影響力は、強いまま保てるようだ。

小林真一(こばやし・しんいち)

小林真一(こばやし・しんいち)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

最終更新:2022/09/25 11:30

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