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菊池風磨、全裸ドッキリが大ウケの一方で「男性へのセクハラ」「男女逆なら一発アウト」の声も

「男性が声あげにくい風潮」に影響も?

 菊池は2020年に「裸でシャワーを浴びている最中に天井からお化けが出てくる」というドッキリを仕掛けられたことを皮切りに、同番組で“全裸ドッキリ”がシリーズ化。「プールで泳いでいるうちに水着が溶ける」「偽のお祭りで冷水を浴びせられて着物が溶ける」といったドッキリのターゲットになり、全裸で「許せない!」とスタッフに怒りをぶつける場面が恒例になった。

 ジャニーズの限界を超えた身体の張り方によって菊池の人気と知名度が飛躍的に高まり、現在のバラエティ番組でのブレイクにつながったという一面がある。多くのファンは番組に感謝している部分があるが、先述のように「本人の了承があってもセクハラ」「女性相手ならやらないことを男性にやってもいいの?」という意見があるのも事実だ。

 近年は男性の性被害やDV被害などが「女性に比べて可視化されにくい」と指摘され、男性が声をあげにくい状況を改善する必要性が叫ばれている。バラエティ番組の過剰な自主規制につながるのも問題だが、今回のような「ゴールデンタイムのテレビ番組で男性を強引に全裸にして面白がる」という内容によって男性が声をあげにくい風潮が助長されている可能性もあり、今後も物議を醸しそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/09/26 21:49
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