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フラット芸能

仲本工事さんの訃報、加藤茶と高木ブーのコメントが遅くなったのは純歌に遠慮か

文=城下尊之(しろした・たかゆき)

仲本工事さんの訃報、加藤茶と高木ブーのコメントが遅くなったのは純歌に遠慮かの画像1
仲本工事 イザワオフィス 公式サイトより

 ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――ザ・ドリフターズの仲本工事さんが10月18日午前9時ごろ、横浜市の交差点を横断中に乗用車にはねられて救急搬送され、翌19日、急性硬膜下血腫で亡くなりました。81歳でした。10月23日に葬儀・告別式が行われ、家族や近親者が参列しました。

城下 仲本さんは加藤茶さんや志村けんさんのように単独で「おもしろい」という人ではないけれど、加藤さん、志村さんがふざける中で、仲本さんが生真面目さ、カッチリさを見せ、そこにいかりや長介さんが割り込んできておもしろくなる。ドリフターズ5人揃った時には大事な役割を担っていました。プライベートの仲本さんもとても真面目で人柄がいい人でしたね。

――ドリフのメンバーは荒井注さんが2000年、いかりやさんは2004年、志村さんが2020年にすでに亡くなっており、とうとう加藤と高木だけになってしまいましたね。告別式が行われた翌24日、2人は所属事務所を通じてコメントを発表していました。

城下 加藤さんは「仲本が事故に遭ったと聞いたとき、頭が真っ白になりました。本来であれば、今ごろは一緒に仕事をしていたのに……突然で早すぎる別れに、ただただ驚いています」とコメント。高木さんは「無念です。事故に遭う5日前に一緒の仕事で、控室でたくさん話をしました。仲本に初孫が生まれ、孫がとてもかわいくて、お互いに孫自慢をしたばかりでした。いつかは孫と一緒に暮らしたいと話していました。その時の仲本の笑顔が、今も焼き付いてます」とコメント。

――コメントを出したのが、仲本さんが亡くなってから5日後。少し遅いように感じましたが。

城下 すぐにコメントしなかったのは、2つの理由があると思います。1つは、元気だと思っていた仲本さんが事故で突然亡くなって、心情的にすぐに受け止められなかったから。もう1つは、仲本さんの葬儀・告別式は内縁の妻である純歌さんが主体となっていて営まれたため、所属事務所は「おまかせします」と遠慮した。そういう事情もあり、すべてが済んでからコメントを発表することになったのでしょう。

――なるほど。そういう事情があったんですね。いろいろと複雑ですよね。

城下 仲本さんは2012年に27歳年下の純歌さんと3回目の結婚(事実婚)をしました。荒井さんもドリフを辞めたあと、32歳年下の女性、38歳年下の女性を含めて3回結婚していますし、加藤さんは2011年、45歳の年下の綾菜さんと2回目の結婚。いかりやさんも3回結婚していますし、高木さんは、最初の妻と死別した後、26歳年下の大学准教授(当時)と結婚のウワサがありましたが破局しました。志村さんは生涯独身でしたが、数多くの女性たちと浮名を流しています。ドリフのメンバーは恋多き人ばかりですね。

――ほんとですね。みんなモテたんでしょうね。仲本さんとの思い出はありますか。

城下 僕が思い出すのは、かつて渋谷・センター街のビル5階にあった「仲本工事の店 居酒屋 名なし」。取材に行ったのですが、そこそこ広い店で賑わっていました。そこで仲本さんの高齢のお母さんが働いていたんです。厨房にもフロアにもたくさんスタッフがいたので、お母さんが働く必要はないのですが、働くことが生きがいとなっていたのかもしれません。楽しそうに料理を運んだりレジで会計したりしていました。仲本さん自身もお母さんを気遣って、たびたびお店に顔を出していました。時にはスタッフと同じユニフォームを着てフロアを手伝うことも。「仲本さんが店にいた」と口コミが広がって繁盛していましたよ。

――仲本さん本人が来るなら、そりゃ行きたくなりますね。

城下 しかし、お母さんはご高齢ですから入退院を繰り返すことがあったようです。ふつうであれば「もう家でじっとしていれば」と言うところかもしれませんが、仲本さんは「お母さんが回復したときに戻る場所があったほうがいい」と、経営を続け、また元気に働ける日を待っていました。お店はファンに惜しまれながらも2005年に閉店。お母さんは2011年に亡くなりました。

――そんなことがあったんですね。親孝行な息子だったんですね。突然の訃報にファンは大きなショックを受けたと思います。ご冥福をお祈りいたします。

 

 

城下尊之(しろした・たかゆき)

城下尊之(しろした・たかゆき)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

最終更新:2022/11/01 19:00

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