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「#紅白見ない」トレンド入りで…今年はテレ東『年忘れにっぽんの歌』が2ケタ超え!?

文=与良天悟(よら・てんご)

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写真/Getty Imagesより

 大みそかに放送される『第73回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が16日に発表されたが、ネット上ではそのラインナップに思わぬ反発も起こっているようだ。

 今回、初出場は10組で、紅組には日本人メンバーも擁するK-POPグループであるLE SSERAFIMやIVE、大ヒット中のアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』からAdoが歌唱を担当しているキャラクター「ウタ」ら、白組にはなにわ男子、BE:FIRST、JO1らと、いずれも若年層に人気のある顔ぶれ。歌手活動の休止が決まっている氷川きよしのスペシャルステージなども発表されたが……

「高齢の視聴者層がターゲットの演歌歌手は年々減っていたが、今年は石川さゆり、坂本冬美、天童よしみ、三山ひろし、山内恵介に、特別枠の氷川きよしの6組にまで減ってしまった。紅組の工藤静香や篠原涼子も誰が興味があるのかといった印象。一方でジャニーズは6組、K-POP勢は初出場の2組に加えてTWICEも出場、“日本製”ながらNiziUやJO1らも加えると5枠もある。また今年はSEKAI NO OWARIがなぜか紅組扱いで、ヒット曲の『Habit』にかけて『既成概念にとらわれない』などと言い訳をしているが、白組にボーイズグループが計8組もおり、それで出場枠がなくなったために強引に紅組にしたのだろう。若年層へのアピールがあからさまだが、昨年も歌手別の視聴率トップ10で若者受けしそうなアーティストはYOASOBIくらいのものだったし、そもそも視聴率に波がほとんどなく、誰が出ても同じという状況だった。誰もが驚くような目玉や、抜本的なリニューアルがなければ昨年の二の舞いを繰り返すだけだろう」(音楽業界関係者)

 さらにNHKにとって予想外だったのは、出場歌手の発表後、Twitterで「#紅白見ない」のハッシュタグがトレンド入りしてしまったことだ。

「K-POP枠の多さ、EXILEらLDH勢の全滅、YOASOBIや櫻坂46の不出場などに不満を抱えた人たちが多かった様子。そもそも今回の初出場組を含め、民放の音楽特番で飽きるほど観ることになるような顔ぶれが多く、近年『紅白ならでは』というお祭り感に欠けている面も『紅白』の失速に拍車をかけている。セカオワの不自然な紅組スイッチも、『紅白』における芸能事務所の政治とNHKの忖度を想像させ、視聴者から不信感を抱かせる要因。NHKとしては、まだ発表されていない特別枠での出場歌手や企画コーナーなどでこれから盛り上げていきたいだろうが……」(芸能記者)

 こうした中、「若年層向け紅白」に興味がない高齢者層の受け皿となりそうなのが、テレビ東京の大みそか特番『年忘れにっぽんの歌』だ。

「長らく放送されてきた長寿番組。今は事前収録だが、2014年までは生放送で、当時はNHKの駐車場に黒塗りの車が並び、両方に出演する歌手たちが『紅白』の会場と都内の『年忘れ』の会場をその車で行き来するのがおなじみの光景だった。近年、『紅白』から演歌歌手がどんどん消えていく中で『年忘れ』の注目度が高まっている」(同)

 昨年の同番組では、すでに『紅白』を“勇退”している五木ひろしが、デビュー50周年を記念して名曲の数々をスペシャルメドレーで披露。純烈によるスペシャル企画では、小林幸子、八代亜紀、天童よしみ、坂本冬美とデュエット劇場を繰り広げた。さらに、仲本工事、加藤茶、高木ブーの3人がザ・ドリフターズのヒット曲を歌い、出演歌手とともにコントに挑戦するスペシャル企画もあった。ほかにも氷川きよし、千昌夫、藤あや子、美川憲一、梅沢富美男ら豪華歌手陣が勢ぞろいした。

「午後4時からの6時間の放送のため、『紅白』とは約2時間半ほど放送がかぶったが、視聴率は2020年の7.3%から1ポイント近くアップした8.3%を記録しており、『紅白』や民放のバラエティ特番などに興味のない層の受け皿になっていたことがわかる。今年も、NHKの『紅白』以外はボクシング中継、お笑い特番など、若い世代をターゲットにした番組ばかり。そんな状況で『紅白』が若者向けにより振り切ったことで、今年の『年忘れ』の視聴率は2ケタを超えるかもしれないと業界では注目されています」(同)

 『紅白』の出場歌手発表を受け、『年忘れにっぽんの歌』の制作陣はさらに士気が高まっているかもしれない。

与良天悟(よら・てんご)

与良天悟(よら・てんご)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

最終更新:2022/11/18 13:01

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