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「あぷ噛む」#2

「#ミツキご飯」が話題のモデル、椎名美月のおもてなしの極意

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椎名美月(Photo by Kyogo Hidaka)

 アップカミングなあの人をサイゾーがピックアップしてインタビューする連載「あぷ噛む」。第2回は、モデルの椎名美月にインタビュー。手料理をインスタ(@mitsuki__shiina)にポストした「#ミツキご飯」「#ミツキのお一人様ご飯」も話題の彼女に、これまでのキャリアや、普段の食卓の風景について話してもらった。

キャリアのスタートから「#ミツキご飯」誕生まで

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――美容雑誌や広告で、よく姿をお見かけする椎名さん。どんなご経緯で、モデル活動をスタートされたのでしょうか。

椎名美月(以下、椎名):中学生のころに読んでいたファッション誌のモデルオーディションを、興味本位で受けてみたんです。そこで準グランプリをいただけたことが、デビューのきっかけでした。

 地元は兵庫県の、市街から車で1時間くらいの田舎のほうなのですが、高校生のときには、大阪や神戸で月1~2くらいの頻度でサロンモデル活動をするようになって。高校卒業後は東京に出たいなと思っていたのですが、ちょうどそのころにタイミングよく、現在の事務所にインスタのDMを通して声をかけていただいたんです。なので、本格的にモデルを始めたのは、高校卒業後に上京してからですね。

――中高校生のころ、椎名さんはどんなファッションをしていたんですか?

椎名:つけまをつけて、カラコンもして。当時からメイクは大好きでした。また、通っていた高校が自由だったので、ピンクなどハイトーンカラーを楽しみながら、ヘアショーやヘアカタログに出させていただいていて。髪型や髪色はしょっちゅう変えていましたね。でも、途中でもっと自分に合った方向性があるんじゃないかなと思い始めて、今につながっています。

――現在はビューティーモデルとして大活躍の椎名さんですが、インスタにアップする手料理「#ミツキご飯」「#ミツキのお一人様ご飯」も注目を集めています。先日、23歳のお誕生日(1月27日)には、待望のレシピ本『フライパン1つでできる美月のモデル飯』(講談社、今春発売)の刊行も発表されましたね。

椎名:インスタを見てくださってるみなさんから、「レシピ本待ってます」というお声はよくいただいていて。レシピ本出版のお話をいただけてから足かけ3年、やっとみなさんの期待にお応えできるので、すごくうれしいです。インスタに過去にポストしたオリジナルレシピから、母に伝授してもらったレシピまで、155品を載せています。

――そもそも、椎名さんがお料理を好きになったきっかけは?

椎名:祖母も母も料理がすごく好きで。実家にいたころから、母が夕飯を作るのを一緒に手伝ったりしていました。高校の3年間は割烹料理屋さんでバイトもしていて、そこでの経験も生きていますね。

 ただ、母が言うには、幼いころは食に興味なくて、あまり食べない子だったらしいんです。家族が食べることが好きなので、一緒に食べているうちに食に興味を持ち始めたんだと思います。祖父も食のことがすごく好きで、11月になると渋柿を干すんです。その季節になるとその味を思い出して、懐かしいなと思いながら、自分でも干し柿を作ったりしています。

――昨年は、ご自身でカラスミ(ボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもの)を作っている過程を、インスタのストーリーなどにポストしていましたね。

椎名:そうなんです。でも、カラスミはなかなか難しくて……。たまたま伺った、小料理屋の大将さんにじっくり作り方を教えてもらったりもしました。

 基本的には毎日、自炊を心がけていますが、自分で作る味つけは想像ができちゃうので、たまに飽きてしまうときもあって。そういうときは外食もして、自分では思いつかない味つけや、キレイな盛り付け方などを見て楽しんでいます。自分の料理に取り入れてみよう、って新しい発見もありますし、勉強にもなります。

――インスタを拝見していると、よくご友人を自宅に招いてお料理をふるまわれていますよね。“おもてなし上級者”というイメージがあるのですが、その秘訣を教えてほしいです。

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椎名:人にふるまうときは、やっぱり気持ちがアガりますね。友人たちを自宅に招くときは、小料理屋さんをイメージして料理を何品か作って、小鉢に盛ったりして、その日のラインナップを手書きした“お品書き”も用意します(笑)。

 日本酒をふるまうときは、お猪口(ちょこ)をたくさん用意して、好きなものを選んでもらったり。自分がお客さんとしてお店に行ったとき、こんなことをされたらうれしいな、っていうのを取り入れていますね。SNSでいろんな飲食店さんや一般の方のお料理投稿も参考にして、よくアイデアを真似したりしています。

――さすがです。日本酒、いけるクチなんですね。

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椎名:両親も祖父母も強くて、お酒が好きな家系なんです。私も、日本酒がとにかく大好きで。

 もともとは、日本酒好きの友達の影響なんですけど、あるとき、お店でいただいた日本酒がすごくおいしくて。それが、山形の「十四代」と「朝日鷹(あさひたか)」の冷やでした。「朝日鷹」はよく行く酒屋さんにたまーに売っているので、あったら絶対に買っちゃいます。最近は、酸味系がとくに好きで、秋田の「飛囀(ひてん)」、奈良の「風の森」といった銘柄にもハマっていますね。

大好きな“食”が人と人をつなげてくれる

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――お料理を中心に、活躍の幅をどんどん広げていっていますね。

椎名:私の場合は、料理が生活の中心にあって、いろいろなことにつながっていくという感覚があります。日々、スーパーで旬の食材と出会うことも生活を豊かにしてくれることのひとつですが、飲食店の方と仲良くなったり、自宅に友達を招いて交友関係が広がったりも。喜んで食べてくれる人の笑顔や声を聞くと、また誰かにふるまいたくなりますし、人と人をつなげる力が、食にはあるような気がします。

 ちなみに、おもてなし料理は大変って思われがちなんですけど、実は意外と簡単なんです。レシピ本でも紹介しますが、味噌や塩麹、酒粕といった発酵調味料に、お肉やお魚を漬け込んで、あとは焼くだけだったり。漬け込みに2日以上とか、時間はかかる料理もあるんですけど、かけた手間以上に立派に見えるお料理は多いんです(笑)。

――自炊をしたくても、どうしても気力が湧かなかったり、毎日の献立を考えるのが大変で悩んでいる方もいると思います。美月さん流のアドバイスを教えてください。

椎名:お子さんがいらしたり、ご家族の分も1日3食作るとなると、大変だろうなと思います。私もレシピ本の制作で、分量を確認したりするために、同じ料理を何度も何度も作り直したりして。楽しいながらも、やっぱりプレッシャーもあって、お料理が初めて嫌になった瞬間もありました。それでも、自分の心が乱れていると味にも影響が出ますし、楽しんで作ることが大切だなと改めて思って。

 どうしてもやる気になれなかったり、献立が思いつかなかったりしたときは、自分自身が今、食べたい食材から逆算して考えるといいかもしれません。ネットで調べれば、レパートリーも見つかります。お料理も楽しまないと続かないので、無理のない範囲で楽に楽しくできるといいですね。

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ーー最後に、椎名さんの今後の目標などを聞かせてください。

椎名:美容モデルのお仕事はもちろん継続しつつ、初めてのレシピ本を出せることもすごくありがたかったので、第2弾、3弾と続けられたらうれしいですね。調理道具や器、調味料、インテリアも好きなので、生活や暮らしに関わるお仕事もしていきたいです。

 今、蒸籠(せいろ)のよさをいろんな人に布教したくて(笑)。それこそ、おもてなしのときに「蒸籠で料理が出てきたらアガるな」と思って、大事に育てていける調理道具として買ったんですけど、家にひとつあると、めちゃめちゃ活躍してくれるし、便利ですよ。

 

椎名美月さん初の料理本
『フライパン1つでできる美月のモデル飯』(講談社)今春発売予定!
インスタグラム(@mitsuki__shiina)で随時情報をお知らせします。

伊藤綾(ライター)

1988年生まれ道東出身。いろんな識者にお話うかがったり、イベントお邪魔したりするのが好き。サイゾーやSPA!、マイナビニュース、キャリコネニュース等で執筆中。友人や知らない人と毎月1日に映画を観る会(@tsuitachiii)を開催

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いとうあや

最終更新:2023/02/11 09:00
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