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ペヤング新作は「東西」「イカトパス」「炎のネギ辛」…!? 3品を徹底レビュー

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筆者撮影、以下同

 恒例のペヤング新商品レビューです。最近は「獄激辛」の復活や「アパ社長カレー」とのコラボなど、ギアを上げてきた感のあるペヤング。今週ご紹介するのも、遊び心たっぷりのペヤングらしさが溢れた3品となっています。

 今回の3商品は、「東西」「イカトパス」「炎のネギ辛」。どれを取ってもひとクセふたクセありそうな雰囲気がありますが、果たしてどんな商品なのでしょうか。

まさかのセルフ東西対決!! 「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ東西」

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「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ東西」(2023年3月20日発売)

 まずは、「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフ東西」250円(税別)。2種類の焼そばをひとつのカップで楽しめる「超大盛 ハーフ&ハーフ」規格で、「東」「西」の味を楽しめる商品。パッケージは左に東で右に西が描かれており、池袋のビックカメラの歌みたいになっています。

 お好み焼きやたこ焼きなど、ソース文化が根強い「西」の味はだいたい想像がつく一方で、「東」の焼そばと言われてもどんな味なのかあまりイメージが思い浮かばないのではないでしょうか。

 パッケージには、東西の風景の写真とともに、東はレンガ柄、西はヒョウ柄が描かれています。東のレンガ柄は東京駅のイメージでしょうか。西のヒョウ柄は関西人のヒョウ柄好きが一時話題になったことがありましたよね。マダムシンコとか。ペヤングの中の人が関西にどんなイメージを描いているのか想像がついてしまいそう。

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左にいつものペヤングのソースとかやくが!

 内容物を見ると、2種類のソースとかやく、花かつおの袋が入っています。ソースのひとつとかやくは、いつものペヤングと同じに見えます。なるほど、どうやら「東」はペヤング味のようですね。ペヤングはメイドイン伊勢崎、群馬県なのでもちろん東の味です。

 いつもと違う青い袋の「やきそばソース」と花かつおの袋が「西」の要素だと思われます。かつお節は確かにお好み焼きの西日本っぽいですよね。

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左の山は「東」、右の山は「西」

 カップにはいつものペヤングの麺ブロックが2個入っています。左の麺のブロックにはいつものペヤングのソースとかやくを、右のブロックには青い「やきそばソース」と花かつおを合わせました。「西」のソースは色が黒っぽくてドロっとしており、湯気からはやや甘めの香りが漂います。

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「東」はいつものペヤング

「東」は、いつものペヤングソースと麺、具の組み合わせで、ふりかけとスパイスを抜いた通常ペヤングの味です。甘めのソースではあるものの、関西風のソースに比べると強くなく、ウスターソース感全開。普段あまり意識しませんが、別のソースと食べ比べることで、ちょっとだけピリッと辛味を感じるのも特徴的です。

 安定のペヤングの味ですが、ふりかけとスパイスがないと多少印象が異なり、特にスパイスの不在でいつもに比べて多少締まらない味に感じました。ふりかけとスパイスあってのペヤングの味だと実感します。

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「西」は甘濃いソースと花かつおの関西風

 一方の「西」は、ドロッとして甘濃く、魚介が感じられる関西風の焼そばソースとなっています。いつものペヤングソースに比べて甘みが強調されていました。他社の関西風カップ焼そばの味と共通の特徴を有しており、花かつおを合わせることでいっそう関西風の雰囲気が強くなりました。

 ソースはいつもとぜんぜん違う味なのですが、いつものペヤングの麺と合わせることで、きちんとペヤングの一バリエーションだと感じられるのが面白いです。関西風の味であっても、この麺を合わせればそれはもう紛うことなきペヤング。いずれ「関西風ペヤング」として単独で商品化されるかもしれませんね。

イカ焼きとたこ焼きを楽しめる? 「ペヤング イカトパスやきそば」

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「ペヤング イカトパスやきそば」(2023年4月17日発売)

 続いては、「ペヤング イカトパスやきそば」214円(税別)。「イカ」と「オクトパス(タコ)」で「イカトパス」。「ゴジータ」とか「ゴテンクス」ばりのフュージョンなので、超サイヤ人よりも強い可能性が高いです。

 イカもタコも昔よりずいぶんと価格が高騰してしまい、「いか焼そば」がなくなってしまったり、タコなしのたこ焼きが多く出回るようになったりもしています。そんな中で「イカトパス」とはなかなかリッチですよね。

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イカ焼き、たこ焼き、焼そばの味が楽しめる

 ドロッとした甘濃い味のソースに、いつものペヤングの麺、そしてイカ、タコ入りすり身ボール、キャベツが合わせられています。イカ焼き、たこ焼き、焼そばの3種の味を楽しめるとのこと。

 ソースはドロっとして甘みや酸味を強く効かせており、先ほどの「東西」の関西風ソースをさらに濃厚こってりしたような味わいとなっています。たこ焼きソースをイメージしているのでしょうか。「西」のソースもそうでしたが、ペヤングはどうやら関西風のソースがかなり得意なようで、いつものソースとはまた違う安定感がありました。

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いつものペヤングの麺

 甘濃いソースにいつものペヤングの麺が合わせられていますが、もう何年も前からタッグを組んでいたと勘違いするほど、自然に馴染んでいます。この麺と合わせると、どんな味のソースでもペヤングになってしまうんですよね。カップヌードルの麺に負けない神通力を感じます。

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イカ、タコ入りすり身ボール、キャベツ

 具は、イカ、タコ入りすり身ボール、キャベツが入っていました。イカはほかのカップ麺でもよく使われているタイプでしたが、カットはちょっと小さめであまりイカ焼きっぽくはありません。

 タコ入りすり身ボールは、以前「ペヤング たこめし風やきそば」で使われていたもので、魚すり身のふわふわなボールの中に細かくカットされたタコが入っています。こちらは形状的にたこ焼きと似ており、ソースと合わせて食べることで多少たこ焼きに思えなくもありませんでした。

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