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篠田麻里子、SNS活発化で「ママタレ」イメージ回復に奮闘も世間の反応は…

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篠田麻里子

 元AKB48の篠田麻里子がSNSの更新を活発化させている。泥沼化していた離婚問題を決着させた後、SNS活動や自身が手がけるベビー向けブランドを軸にママタレントとしての復活を目指しているようだが、世間の反応は芳しくないようだ。

 今月24日、篠田は自身のInstagramのストーリーズで「面白い事件」があったと報告。「朝通りすがりのお爺さんに『お姉さんチャック全開ですよ!』と言われて気がついた笑」とし、自身の状態を「背中のチャック全開で半ケツの完全なる露出狂 危うく逮捕されるところでした笑」と振り返った上で、「お爺さん勇気出して声かけてくれてありがとう お見苦しい姿晒してたわ 今日も自分に笑った」とお年寄りに感謝した。

 篠田はその時の服装を写真でアップしているが、背中というよりはタオル地のようなパンツのお尻のあたりにファスナーがついており、まさに「半ケツ」状態になっていたようだ。この投稿は「半ケツ」「露出狂」「危うく逮捕」といった刺激的なワードを盛り込んでいたこともあって多くのメディアで取り上げられたが、ネットユーザーからの反応は「昨年末くらいにもっと衝撃的なことがあったんじゃないの」「何事もなかったようにSNS更新してるメンタルがすごい」といった冷ややかな声が大半となっている。

 篠田といえば、2019年に実業家の男性と「交際ゼロ日」で結婚し、翌年に第一子となる長女が誕生。2021年に「ベストマザー賞」の芸能部門を受賞するなど「理想のママタレント」として注目されていたが、昨年8月に篠田の不倫疑惑が浮上したと同時に夫婦が別居状態であることが発覚し、同年末には夫から不貞疑惑を問い詰められている修羅場の会話だとされる音声がネット上に流出したことで大騒ぎとなった。

 夫婦が離婚調停に入っていることが明らかになり、一時は篠田側、夫側の双方がマスコミを使って相手を攻撃するという泥沼バトルに発展。離婚裁判に突入して泥仕合は長期化するとみられていたが、今年3月に夫婦連名で「夫婦間の問題が無事に解決しました」と報告し、裁判に至らずに“円満離婚”が成立したことが発表された。

 離婚報告文は夫婦連名の文章であるにもかかわらず、途中に突然、元夫の言葉とみられる「また私は、この度の件について、麻里子の言葉を信じることにしました」という一文が挿入されており、暗に「不倫はなかった」と印象づけるような内容だった。直後には、篠田寄りの報道を続けていたメディアが《篠田麻里子、実業家夫と離婚成立!不倫疑惑も完全払拭か》と報じるなど、表面上は「不貞の事実はなかった」とされた。

 以降、篠田は騒動が起きてから停滞していたInstagramの更新を本格再開。4月27日には「母親としては勿論、友達として仕事仲間として女性として、そして1人の人間として人生が楽しくあれば良いな。色んな自分を色んなみんなを肯定出来たらいいな。人生の先輩達と幸せな時間。あえて自分らしく楽しむマリ活【まりこの楽しい活動】始めました」と宣言。「マリ活」と称して、友人たちとの食事や神社巡りなどを楽しんでいることを明かしている。

 さらに、5月には「初めて子連れワンオペ旅行した思い出の旅館」としてお気に入りの旅館を紹介したり、娘のための「落書き部屋」を作ったことを報告したりと、シングルマザーとしての顔を強調。一方で、同月25日にはパソコンに向かっている写真と共に「新しいイベントと新商品の打ち合わせ」と記し、自身が手がけるベビーケアブランド「yokayo」に関する仕事を進めていることを明かした。

 騒動後の一連の投稿だけを見れば、“子育てと仕事を両立しながらプライベートも楽しんでいる理想のシングルマザー”といったイメージが浮かび上がる。現状、篠田は芸能活動が開店休業状態。騒動の影響により、広告などへの起用も期待できないだろう。となると、仕事の軸となるのは自身のブランド「yokayo」で、このブランドを成功させるためにも「キラキラしたあこがれのママタレ」のイメージを取り戻したいものと推察される。

 篠田側の理屈でいえば「不倫の事実はなく円満に離婚した」のだから、芸能界における立ち回りとして「女性があこがれる理想のシングルマザー」路線へと進んでいくのは自然なことなのだろう。だが、流出音声のインパクトが強すぎたのか、世間は簡単に「何もなかった」とは納得してくれないようで、それが前述したような冷めた反応につながっているとみられる。

 はたして、篠田はかつてのような「理想のママタレ」のポジションに返り咲けるのか、今後の奮闘に注目したい。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/05/26 21:00
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