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YOASOBIと「スーパーカップ」の異色コラボカップ麺!「塩とんこつ」と「旨辛醤油」両方食べてみる

Ayaseさん監修/「旨辛醤油」ニンニクと唐辛子の波状攻撃!

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「スーパーカップ1.5倍×YOASOBI 電光石火のにんにく香るビリッとやみつき旨辛醤油ラーメン」(2023年6月5日発売)

 続いては、「スーパーカップ1.5倍×YOASOBI 電光石火のにんにく香るビリッとやみつき旨辛醤油ラーメン」240円(税別)。コンポーザーのAyaseさん監修のフレーバーです。「塩とんこつラーメン」に比べると、だいぶ激しい味のように見えます。

 ちなみにAyaseさんは出身の山口県宇部市の「宇部ふるさと大使」を務められていますが、宇部のご当地ラーメンはハード系の久留米ラーメンのような豚骨臭全開のスープが特徴とのこと。今回の商品とはだいぶ味が違いそうです。

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ニンニクと唐辛子が主役のスープ

 にんにく風味の醤油味のスープに唐辛子のパウダーをのせ、「スーパーカップ」らしい噛み応えのある麺や、かきたま、ニラなどの具が合わせられています。

 スープは、にんにくを強く効かせた豚鶏ベースの醤油味で、ベース部分や醤油味はかなりあっさりしています。正直、あまりにあっさりしすぎてちょっと安っぽさを感じますが、このスープの主役はスープを彩るにんにくや辛味です。

 ニンニクはあっさりなスープと合わせることで、実際の強さ以上に傍若無人に暴れまわり、ジャンキーな味わいとなっていました。昨年までの「大谷シフト」に負けないくらい、完全ににんにくを立てる「にんにくシフト」となっています。

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唐辛子の粉末

 唐辛子の粉末は辛さこそ中辛程度ですが、にんにくと唐辛子によって激しい味が生み出されています。ベース部分の厚みがないので、濃厚味とかこってり味ではないですが、ジャンキー要素の強いスープという印象でした。

 にんにくや唐辛子を効かせたスープなので、今流行りの「辛麺」のスーパーカップバージョンといってもいいかもしれませんね。

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かきたまやニラが入っている

 具は、かきたま、ニラ、ネギ、大豆そぼろが入っています。かきたまやニラは「辛麺」を意識した具に見えますが、具の量が貧弱なのであまり辛麺感は出ていません。「塩とんこつラーメン」と同様、こちらも具は多少物足りない印象が残りました。

尖った一面を感じられる商品!

 YOASOBIと「スーパーカップ」がコラボした2商品をレビューしましたが、両商品ともにスープのベース部分である「塩とんこつ」や「醤油」が貧弱で、具のボリュームも物足りないため、多少の安っぽさは否めませんでした。

 一方で、「塩とんこつラーメン」はごま油と大量の粒ごま、「旨辛醤油ラーメン」はにんにくと唐辛子パウダーという「グングニル」や「ゲイボルグ」級の武器を有しており、尖った一面を感じられる一杯でした。

オサーン(カップ麺ライター)

カップ麺ブロガー&ライター。ブログで10年以上、5000食以上のカップ麺新商品をレビューしています。@ossern「カップ麺をひたすら食いまくるブログ」

おさーん

最終更新:2023/06/12 13:00
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