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沢尻エリカ、復帰間近? 週刊誌が相次ぎ近影公開、地上波にも“チラリ登場”

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沢尻エリカ

 2019年11月に麻薬取締法違反で緊急逮捕され、有罪判決を言い渡された沢尻エリカ。公判では「女優引退」を宣言し、実際に3年半以上も表舞台から姿を消していたが、ここにきて週刊誌メディアで近況が相次いでキャッチされ、復帰の前兆ではないかと注目されている。

 15日発売の「FRIDAY」(講談社)では、沢尻がドラッグストアのマツモトキヨシから出てきたところなどの写真を掲載。目立つチェーン眼鏡をかけ、独特の髪型やファッションをしていることもあって「女優オーラ」が強烈だが、あまりに堂々としていたせいか買い物中に周囲に騒がれることはなかったという。その後はロン毛のイケメン男性と落ち合い、一緒にジュエリーショップを訪れたというが、恋人ではないのか、その場ですぐに別れたという。

 同日発売の「女性セブン」(小学館)は、肩が全開になった大胆なトップスにデニムのバギーパンツを合わせ、頭にサングラスを載せた姿の写真を掲載。5月下旬の夜10時ごろに外出先から戻ってきたらしき場面の写真で、こちらも「引退」したとは思えないほどの芸能人オーラを醸し出している。

 一部では「ストレスで体重が激増した」といった噂が流れたこともあったようだが、両誌に掲載された写真を見る限りは、その美貌に衰えはなし。すぐにでも芸能界に戻れそうな雰囲気だ。

 沢尻は2019年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕、起訴され、懲役1年半・執行猶予3年の判決を受けた。法廷では「女優復帰は考えていません」「多くの人を裏切った自分に復帰を語る資格はない」と“引退宣言”とも取れる言葉を発し、そのとおりに現在に至るまで芸能界から離れている。

 しかし、所属先のエイベックスマネジメントの公式サイトでは、今も所属アーティスト一覧にプロフィールが掲載されたままとなっており、契約中だとみられることから、実際は引退ではなく「休業」の扱いだと推察される。事実、昨年11月にSNSで「沢尻エリカ、ラウンジ嬢転身説」の噂が流れた際、エイベックスの松浦勝人会長がYouTubeのライブ配信でそれを完全否定すると共に、「これから俺たちが一生懸命あいつのためにやろうとしているときに、くだらない噂が流れるのは頭にくる」と発言し、復帰に向けた動きがあることを示唆していた。

 今年2月に執行猶予が明けたことで復帰への動きが加速するとみられていたが、3月にモデルの道端ジェシカが合成麻薬MDMAを所持したとして逮捕(不起訴処分)された事件の影響で、沢尻の復帰が白紙になったとも伝えられた。だが、沢尻ほどの逸材は業界が放っておかないのか、複数のメディアで「映画や配信ドラマのオファーが舞い込んでいる」といった情報も飛び交い、復帰ムードは高まる一方となっているようだ。

 女優としての復帰は、地上波テレビは難しいものの、映画や配信ドラマであれば十分に可能だ。実際、2019年にコカイン使用の容疑で逮捕されたピエール瀧は、執行猶予中に俳優として映画や配信ドラマの撮影で復帰。さすがに地上波からは遠ざかっているが、最近も相撲界を題材にした話題のNetflixドラマ『サンクチュアリ -聖域-』でも存在感を示している。

 今年5月には、2020年9月に大麻取締法違反で逮捕、起訴され、懲役1年・執行猶予3年の判決を受けた伊勢谷友介も、執行猶予中に映画の撮影に参加していると報じられた。かつては、薬物事件などの不祥事を起こしたタレントは「執行猶予が明けてから活動再開」というケースが多かったが、映画や配信ドラマならそうした慣例はさほど関係なく、復帰の道は閉ざされていないようだ。

 沢尻についても、TVerで2014年の主演ドラマ『ファーストクラス』第2期(フジテレビ系)の配信が先週9日から始まるなど、配信系メディアにおいてはタブー扱いになっていない様子。また、地上波でも4月放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)で内田裕也・樹木希林夫妻が特集された際、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を獲得した樹木が授賞式で「私は(賞金の)振り込みだけいただいて、名誉は吉永(小百合)さんや、エリカ様にもあげたいくらいなんです」と語った場面で、金髪姿の沢尻が笑顔を見せるシーンが一瞬流れた。

 ピエール瀧らのように配信作品や映画での復帰の可能性は高く、そのような状況の中で、週刊誌2誌に「近影」が同時期に掲載されたことで、業界の内外で「復帰への伏線ではないか」との見方が強まっているようだ。同じような事件を起こすおそれがあれば問題だが、事件後は「夜遊びをぴたりとやめて、携帯電話を変えて人間関係をリセットした」とも報じられている。

 女優としての才能と美貌はピカイチでファンも多いだけに、ドラマや映画で再び演技を見られることを期待したい。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/06/15 21:00
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