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乃木坂46、早川聖来の卒業で不安視される4期生

乃木坂46、早川聖来の卒業で不安視される4期生の画像1
早川聖来 乃木坂46 公式サイトより

 アイドルグループ、乃木坂46の早川聖来が6月16日、8月末をメドにグループから卒業し、芸能界を引退することを発表した。グループの「真夏の全国ツアー2023」は7月13日の大阪公演まで出演し、それ以降の公演は欠席する。

 早川は2018年8月、「坂道合同オーディション」に合格し、乃木坂に加入した4期生。21年に27thシングル「ごめんねFingers crossed」で初選抜入りし、5作で選抜メンバーとして活動していた。卒業については「心残りがないと言えば嘘になります」と語っていたが……。

“伏線”らしきものはあった。

 先月21日、彼女は自身が出演する『らじらー!サンデー』(NHKラジオ第1)で、それまで乃木坂のライブの演出を手がけてきたSEIGO氏からパワハラを受けていたと告白した件だ。

「早川の発言を受けてSEIGO氏は乃木坂の演出を辞退したため、グループは7月からスタートする全国ツアーで演出家を変更する事態にまで発展しました。卒業はそれ以前から決めていたというだけに、最初から刺し違える覚悟の“内部告発”だったのではないかと、ファンの間で物議を醸しました」(アイドル誌編集者)

 4期生メンバーの中では早川だけでなく、北川悠理も6月末でのグループ卒業が決まっている。北川は選抜経験こそないものの、帰国子女で現役慶大生という経歴を生かしてクイズ番組で大活躍するなど、注目を集めていた。

「乃木坂としてよりもピンでの活動のほうが目立っていたので、てっきりソロに専念するための卒業かと思っていたら、どうやら海外留学が目的らしいです。ただ気になるのは、北川も早川も体調不良を理由に芸能活動を休止した経験があることです。こうした休養がグループからの卒業や芸能界引退につながったとは思いたくないですが」(同)

 北川は19年に体調不良のため、グループの全国ツアーにおける複数の公演への不参加を余儀なくされた。早川もまた22年に体調不良で全国ツアーや個人で出演していた舞台など、全ての芸能活動を休止したことがあるのだ。

「4期生には彼女たちのほかにも、掛橋沙耶香や清宮レイ、林瑠奈に休養経験があります。掛橋は昨年8月に開催された乃木坂の明治神宮球場公演で、ステージから転落して負傷し現在も治療中。同年9月に体調不良で活動を一部休止した清宮は、現在は復帰こそしているもののまだ本調子じゃないともっぱら。5月に開催された齋藤飛鳥の卒コンを体調不良で欠席した林は未だ復帰のメドが立っていません」(同)

 乃木坂には5期生までメンバーが存在するが、1・2期生が全員卒業した今、中心となるべき4期生に卒業や休養が相次いでいるのは、少々懸念されるところではある。

マキタカフミ(ライター)

大分県出身。大学卒業後、金融専門紙記者や経済誌編集者を経てフリーライターに。「週刊SPA!」(扶桑社)、「実話ナックルズ」(大洋図書)、「一個人」(KKベストセラーズ)などに執筆。その分野は経済からエンタメ、グルメまで多岐にわたる。 著書に『神奈川あるある ご当地あるある』(TOブックス)など。

まきたかふみ

最終更新:2023/06/24 20:00
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