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篠田麻里子の時と同じ? 「週女」が今度は執拗な“キャンドル・ジュン叩き”を展開

篠田麻里子の時と同じ? 「週女」が今度は執拗な“キャンドル・ジュン叩き”を展開の画像
広末涼子(写真/Getty Imagesより)

 不倫疑惑の有名妻を擁護するのがお家芸?

 広末涼子と有名シェフ・鳥羽周作氏のW不倫騒動は、その発端となった「週刊文春」(文藝春秋社)に、広末、夫のキャンドル・ジュン氏、さらには鳥羽氏までもがインタビューに応じてそれぞれの主張をするという異様な展開を見せている。

 広末は鳥羽氏から「文春」記者の連絡先を知り、6月20日に「お話ししたいことがあります」と自ら電話。所属事務所の対応に対する不信感などを明かした。そしてこの広末“激白”記事が掲載された22日発売の「文春」には、キャンドル・ジュン氏が90分にわたって語ったインタビュー記事も掲載された。そして29日発売の「文春」にて、今度は鳥羽氏が登場。「全面的に申し訳なかった」と謝罪しながら、広末との出会いから再婚の可能性まで、2時間近くにわたって語ったという。

 「文春」の独壇場といえそうな広末のW不倫騒動だが、そこに割り込んできたのが「週刊女性」(主婦と生活社)だ。

 6月27日発売の同誌7月11日号では、元従業員に対する暴行や複数の女性との不倫など、キャンドル・ジュン氏に関する疑惑を報じたのだが、ウェブ版の「週刊女性PRIME」では26日から28日にかけて5本の記事を展開。そのタイトルを列挙すると、

《【独占】殴る蹴る、強制丸刈り…被害者が告発! 広末涼子の夫 キャンドル・ジュン氏、元事務所スタッフへの暴行と愛人囲み》

《「やってることがDQN」「殺人未遂じゃないの?」広末涼子の夫 キャンドル・ジュン氏が男性スタッフを“タコ殴りして火あぶり”報道に「夫婦揃ってめちゃくちゃ」ネット呆れる》

《「典型的なモラハラ男」「広末さん早く逃げて」キャンドル・ジュン氏の凄惨暴行・“愛人囲み”報道受け“聖人夫”会見の様相一変「妻を所有物だと思っている」》

《キャンドル・ジュン氏 元従業員が告発した“殴る蹴る”暴力行為の裏の顔に、疑念が拭えない「1人で示談にした」広末涼子も知らない不倫“後始末”の手段》

《「さすがに言っちゃダメ」広末涼子の夫 キャンドル・ジュン氏の部下暴行と不倫疑惑が発覚で注目される“会見でのヤバ発言”!「これは脅迫」“聖人君子”が仄めかした最悪の一手》

 と、徹底的にキャンドル・ジュン氏を責める内容の記事を展開している。

「発端となったのは、ジュン氏の会社で勤めたあとに独立、その後も仕事を手伝ったりとジュン氏とは10年以上の付き合いがあるという男性による告発。男性の主張によれば、事件が起きたのは2019年。この男性は既婚者だったのですが、20代女性スタッフに手を出してしまい、男性の妻がジュン氏に相談し、男性はジュン氏に呼び出されたそう。しかしこの女性スタッフはジュン氏と不倫関係にあったことがあり、ジュン氏は『俺の女に手、出したな』などと激高し、全治2カ月ほどの重傷を負わせたとか。さらにこの男性の話によれば、ジュン氏は『涼子さんとの結婚後もそのときどきに“お気に入りの子”がいる』と周囲に手を出していたようです」(芸能ライター)

 キャンドル・ジュン氏はこの男性の告発内容に対し、“手を出した”事実は認めたものの、不倫については否定したという。

 6月18日に行った記者会見で“聖人夫”とも評されたキャンドル・ジュン氏だけに、不倫やモラハラ、暴行の疑惑が浮上したことは、広末にとっては大きな「援護射撃」となるかもしれない。しかし、この「週刊女性PRIME」の報道の仕方に違和感を覚える人も少なくないようだ。

「わずか3日の間に5本もの記事が展開されていますが、しかし27日発売の『週女』記事にあった元従業員男性による告発の記事1本以外は、そのニュースに対するネットの反応だとかを足しているだけで新しい情報があるわけではなく、手を変え品を変えてジュン氏に対し否定的な記事を増産しているようにしか見えません。

 『週刊女性PRIME』といえば、篠田麻里子に不倫疑惑が持ち上がった際にも、一般人である夫(のちに離婚)に対するネガティブキャンペーンとも取れる記事を連発。1月16日付で《【独自】篠田麻里子は脅迫されていた!》などとする篠田擁護記事を出したのを皮切りに、10日間でさらに4本の夫批判記事が展開され、離婚が成立した3月23日には《実業家夫が“完全降伏”で不倫疑惑も完全払拭か》といった記事を2本出していました。さらにその後も引き続き『100対0』で篠田擁護、元夫叩きの記事が続いています。しかし篠田といえば、篠田らしき女性が不倫を認めたと考えられる“証拠”の音声データが拡散していたこともあり、この一連の報道に違和感を覚え、“芸能界の闇”を感じた人は少なくありませんでした。

 今回のキャンドル・ジュン氏に対する報道姿勢も篠田の時を彷彿とさせるものがあり、何らかの力が『週刊女性』に働いているのではと疑われています」(前出・芸能ライター)

 興味深いことに「週刊女性PRIME」で展開されている広末絡みの記事では、広末の所属事務所について、かつての広末の騒動に対する対応を挙げながら、「広末のイメージを守ろうと懸命になった」「穏やかそうに見える人だが、行動は熱い」などと社長を持ち上げたり、今回も広末を見限る可能性は低いとするなど、情の厚い事務所であることをアピールしているようにも見える。

 広末が窮地に陥ったタイミングで、夫の4年前の“疑惑”が都合よく掘り起こされたのは、「週刊女性」の取材力が秀でていたからなのか、それとも――。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/08/03 00:43
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