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有吉弘行、若槻千夏らが大満喫の新SNS「Threads」はオアシスか?

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若槻千夏

 7月6日にサービスが始まった、メタ社の新SNS「Threads(スレッズ)」。サービス開始から5日間で利用者が1億人を突破するなど、異例のペースで広がっているThreadsに、有名人たちも押し寄せている。

「Threadsはインスタグラムと連携しているので、インスタをやっているタレントにとってはハードルが低い。ツイッターに近いスタイルですが、ツイッターほどユーザーが多いわけでなく、まだまだ“こっそり楽しむ”という空気もあるので、気軽に投稿できる。有名人にとっては、楽しみやすいSNSになっています」(メディア関係者)

 特にThreadsを楽しんでいるのが有吉弘行だ。サービス開始初日から投稿を始めて、1日10件以上のペースで投稿している。

「有吉さんは、共演者の写真を載せたり、一般ユーザーと絡んでみたりなど、かなり自由に楽しんでいます。もともとツイッターでも同様の雰囲気でしたが、最近はツイッターでの投稿が停滞気味でした。有吉さんはThreadsのほうをメインにしていくかもしれません」(同)

 有吉のツイッターアカウントを見ると、自分の投稿よりも、番組の公式アカウントの告知投稿のリツイートが多いことがわかる。

「現在のツイッターは、企業の公式アカウントや事務所が運営するタレントの公式アカウントが、告知や宣伝のために使用しているケースが多い。タレントが日常的などうでもいいツイートをしたり、“ネタ”を投稿したりするには、ビジネス色が強すぎる。その上、ちょっと刺激的なことをつぶやけば、たちまち一般ユーザーから袋叩きにあって“炎上”してしまう。タレントとしては、リスクが大きい場所になってしまっているんです。

 その点、Threadsはまだユーザーも多くないし、リツイート機能もないので、プロモーション効果もそこまでではない。息抜き的にどうでもいいことを投稿するには、まさに最良の場になっているんです。有吉さんがハシャぐのも理解できます」(同)

 有吉と同様に、Threadsを思い切り楽しんでいるのが、過去に「炎上するからツイッターはやらない」と宣言したこともある若槻千夏だ。若槻もまたサービス開始初日にThreadsを始め、日常的内容を連日投稿している。

「若槻さんが飛びついたSNSといえば、音声配信SNSのClubhouse(クラブハウス)を思い出します。“Clubhouse警察”を自称して、夜な夜な有名人たちの配信を覗き、その様子を自分のルームで配信していました」(同)

 Clubhouseは音声配信型のSNS。ユーザーがルームを開いて、そこに別のユーザーを招き入れて音声での会話を楽しみ、さらに他のユーザーがそれを聞くというものだ。招待制だったということもあり、よりクローズドな会話が楽しめるとして、有名人の間でも一気に広まったが、そのブームが継続することはなく、今ではほとんど話題にもならない。

 若槻が飛びついたClubhouseが短命に終わったということで、Threadsも同様の運命を辿るのではないか……とも囁かれているが、若槻本人はそんな指摘に対してThreadsで言及。

〈若槻が新しいsns飛びつくと
clubhouseを思い出す。と言われたので
久々にclubhouse覗きに行ったら
clubhouseすら私のスマホに無かった。〉

 と、Clubhouseのアプリをすでに消していたことを報告し、ネタで返す余裕っぷりだ。

「とにかく現状ではThreadsは平和なんですよね。ツイッターのように、イデオロギーがぶつかるような展開もなく、ただただどうでもいいことばかりを投稿している。ツイッターは宣伝ばかりで、インスタは“ブランディング”のために利用されている状況があるなかで、唯一自由にできるのがThreadsという感じ。まさに、有名人たちのオアシスになっているんだと思います」(同)

 ただ、かつてのツイッターもまた、誰もが自由につぶやけるSNSだったことを考えると、Threadsもツイッターのようにいつかは自由がなくなってしまうのでは……。

「今のThreadsは、リツイート機能もハッシュタグも投稿内容の検索機能もなく、広告宣伝にはあまり向いていない。これらの機能が実装されれば、ビジネスアカウントが増えて、かなり雰囲気も変わってくると思います。あとは“IT文化人”と呼ばれるような人々が、Threadsを利用した取り組みなどを始めたら、どうでもいい投稿を楽しむ空気でもなくなってくる。これらの道は多くのSNSが経験してきたことであり、Threadsについても早かれ遅かれそういった流れはくるでしょう。いずれ、自由な空気は薄まっていくと思いますね」(同)

 有名人たちにとっては“つかの間のオアシス”となっているThreads。Clubhouseの二の舞いにならなければいいが……。

 

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2023/07/13 07:00
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