日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 美 少年、金指の寝顔流出記事が削除

メジャーデビュー目前の美 少年、金指一世の寝顔写真流出を報じた記事が削除

メジャーデビュー目前の美 少年、金指一世の寝顔写真流出を報じた記事が削除の画像1
美 少年

 バラエティ番組でも大活躍中の、ジャニーズJr.内の6人組「美 少年」。そのメンバーである金指一世のプライベート写真が流出し、騒動となった。

 問題の写真は、都内のキャバクラ店勤務・20代女性のインスタグラムに投稿されたものとされている。“親しい友達”のみが閲覧できる設定になっていたというが、その写真が別のX(旧ツイッター)ユーザーによって、ネット上にアップされたのだ。

「その20代女性は、美 少年ファンの間でも有名な存在。自身のインスタでは金指の寝顔写真などをアップしており、肉体関係をほのめかすものでした。今回は金指とのLINEでのやりとりや2人が会話している音声も流出していて、金指と女性とのつながりを否定するのは難しいでしょうね」(芸能記者)

 写真がネット上に広まったのは8月12日未明のこと。同日中に、女性週刊誌『週刊女性』(主婦と生活社)のネットメディア『週刊女性プライム』にて、流出の顛末やファンの反応をまとめた記事が掲載された。しかし、8月14日までに当該記事は閲覧できない状態となっている。何があったのか。

「週刊誌が記事を削除する理由として考えられるのは、決定的な事実誤認があった場合か、何らかの形でクレームが入った場合のどちらか。今回の金指の記事についての事実誤認はなかったはずなので、そうなるとジャニーズ事務所から何かしらのクレームが入った可能性が浮上してきます」(同)

 ジャニーズ事務所と女性週刊誌は、古くから蜜月関係であることが知られている。ジャニーズ所属グループの公式カレンダーの出版利権を、女性週刊誌を発行する出版社に回すことで、各誌が“ジャニーズ寄り”な報道を繰り返すのだ。

「『女性セブン』(小学館)と『女性自身』(光文社)は、完全なジャニーズ寄り。『週刊女性』は今でこそ“親(しん)ジャニーズ”になっていますが、過去対立していた歴史もあり、ほかの2誌に比べると、多少ジャニーズを叩くような方向性の記事が今もあります。とはいえ、週刊女性もカレンダー利権を回されているので、もしもジャニーズからクレームが入れば、それなりの対処をしてもおかしくはない」(同)

 ジャニーズ事務所の創設者である故ジャニー喜多川氏による性加害について、日本のメディアが“見て見ぬふり”をしてきたことも問題が長引いた原因の一つとされている。国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会もこの点を指摘しており、ジャニーズ事務所とメディアの関係性も変化しなくてはならないが、今回の写真流出記事削除の一件を見ると、そう簡単には変わらないということなのか。

「ジャニーズ側が明らかな圧力をかけなくとも、メディア側からの忖度が働くのは事実。様々な問題を抱えていてもなお、メディアにとってジャニーズは集客のための重要な存在であり、そして“利権”でもありますからね。週刊女性のWEB版が記事を上げたものの、社内の別のチームから横槍が入った可能性も高い」(メディア関係者)

 美 少年といえば、Aぇ!groupやHiHi Jetsと並んで、次なるメジャーデビュー候補と目されているグループ。そんな美 少年のスキャンダル記事削除の裏側に、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長の思惑が見え隠れしている。

「Aぇ!groupは『週刊文春』でも報じられていますが、メジャーデビューが内定し、いつどのような形で発表するのかを調整している状況。さらに、美 少年とHiHi Jetsとの“3グループ同時デビュー”あるいは“3グループ連続デビュー”の可能性も噂されています。

 この3組のなかで、ジュリー氏がいま特に推していると言われているのが、実は美 少年なんです。昨今ジュリー氏の決定に強く影響を与えていると言われているジュリー氏の長女が美 少年を推しているため、メディアにも猛プッシュしているというんです。ジュリー社長のお気に入りである美 少年のスキャンダル記事となれば、社内で何かしらの働きかけがあったとしても、おかしくない」(前出・芸能記者)

 2020年に美 少年の佐藤龍我と俳優の鶴嶋乃愛との熱愛が報じられた際、佐藤は謹慎処分を受けた。また、2019年にHiHi Jetsの橋本涼と作間龍斗のプライベート写真が流出した際も、2人は謹慎処分を受けている。今回の金指の流出についても何らかのペナルティがあっておかしくはないのだ。

「今後、金指に対して処分が下される可能性はありますが、それより先に記事が削除されているのを見ると、ジャニーズ事務所としては、まずは美 少年を守ることに必死なのかもしれません」(同)

 創業家のトップダウン体制やメディアとの癒着が批判の的となっているジャニーズ事務所。その構造は、簡単に変わらないようだ。

手山足実(ジャーナリスト)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

てやまあしみ

最終更新:2023/08/17 13:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『光る君へ』疫病の流行と宮中での火事

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NH...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真