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岸優太合流のNumber_i、平野紫耀「泥臭い俺」「下ネタ解禁」で“脱王子”狙う?

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キンプリ時代の岸優太と平野紫耀

 元King&Prince(以下、キンプリ)の岸優太が10月15日、滝沢秀明氏が設立したアーティストプロデュース会社「TOBE」への加入を発表。同時に、元キンプリ・平野紫耀および神宮寺勇太との新グループ・Number_i(ナンバーアイ)の結成を報告し、同グループの方向性が注目されている。

 同日、3人は東京ドームからYouTube生配信を実施し、岸の合流を報告。Number_iの命名者だという岸は、「引きで見るとナンバーワンにも見えるじゃん。でも実は『I』で、その『I』がオンリーワンみたいな感じもあったり」「1番を目指すっていうのは大切なことですけど、それ以上に大切なのって、その道筋だと思うんですよ。その中で、僕たちらしくどう輝けるか。僕たちらしく、いかに楽しめるか。その中で、ファンの人たちとどれだけ一緒に楽しめるかっていう」と、グループ名に込められた思いを説明した。

 一方の平野は、今後の活動について「音楽でやっぱ幸せにしたい」「もっと突き詰めたものをやっていって、もっとこう、振り切ったものをやっていって、その中で自分たちらしさを見つけて」と音楽を追求していきたいと語り、「いい意味でも悪い意味でも、失敗した姿も見せていいと思う」「泥臭い俺たちも見てもらいたい」とコメント。

 そして、岸も「丸裸な部分を見せていくというか」「人間らしさっていうか、それを見せていきたいですよね」と似たような思いを語っていた。

Number_iに「廉くん、海人くんも合流すればいい」?

 ネット上では、3人のグループ活動を素直に喜ぶファンが目立つ一方で、「もうこうなったら、廉くん、海人くん、いわちも、Number_iに合流すればいいと思う」と、キンプリの永瀬廉と高橋海人や元メンバー・岩橋玄樹の“TOBE移籍”を望む声も散見される。

 一方、ジャニーズ事務所が17日にSMILE-UP.への社名変更を控えていることから、「タッキーの性加害問題への我関せず感すごい。わざわざジャニーズ終了の直前にぶつけなくても……」「せめてキンプリがエージェント契約結んで落ち着いてから、Number_iの発表してほしかった」と複雑な感情を漏らすジャニーズファンもいるようだ。

 加えて、同配信で公開されたNumber_iのロゴマークが人気ロックバンド・The BONEZのロゴに似ていることから、一部ネットニュースが“デザインの盗作疑惑が浮上している”と報道。

 ネットユーザーからは「これ丸パクリでしょ」「フォントもほぼ同じ」と指摘する声が上がる一方、「ニューヨーク・ヤンキースのロゴだってこんな感じだし、よくあるデザインだと思う」と擁護する一部Number_iファンも見られる。

平野紫耀“下ネタ解禁”の狙いは?「正直に言うと まじでどっちもすき!」

 また、今回の配信で「失敗した姿も見せていい」「泥臭い俺たちも見てもらいたい」「丸裸な部分を見せていく」「人間らしさを見せていきたい」と、ジャニーズ時代の“キラキラ王子様路線”とはかけ離れた発言を繰り返していたNumber_iメンバー。

 キンプリのロゴマークは、女性ファンを意識したかわいらしいイラストであったが、Number_iのロゴマークはスタイリッシュなデザインであることからも、「キラキラ系のイメージを壊したいっていうメンバーの思いが伝わってくる」「王子様系アイドルに窮屈さを感じてたんだろうね」と察するようなファンも見られる。

 なお、平野は9日にインスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)でファンの質問に答える中でも、人間味を重要視するような発言を繰り返していた。

 この日、平野は寄せられた膨大な質問の中から、「お胸かお尻どちらが好き?」という質問をセレクトし、「ショック受ける方もいそうだけど 人間ですからあるよ笑」「正直に言うと まじでどっちもすき!」などと返答。

 さらに、「自分達のライブとかでしか話してないからね笑 なぜなら絶対カットだったから笑」とジャニーズ時代は“下ネタNG”であったと明かしたのだ。

 その後、一部ファンから「質問選ぶの気をつけて」「下ネタは嫌だ!」といった声が寄せられると、平野は「本当に綺麗な質問ばかりしか答えないのもサイボーグみたいでなんか嫌」と主張し、「俺は自分を装ってまでファンのみんなについて来てもらうことは罪悪感ありすぎて出来ないよ」と発言。

 ジャニーズ時代は、ジャニーズ事務所がプロデュースしたキンプリのイメージから、数々のNGがあったと想像できるキンプリだが、アーティスト志向の強いメンバーは長年の間にフラストレーションが溜まっていたのかもしれない。

 “下ネタ解禁”に続き、「泥臭い俺たちも見てもらいたい」と素直な思いを語った平野。Number_iとして、これまでのイメージをどこまで壊すつもりだろうか。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/10/16 19:00
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