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King & Prince「大好きな兄貴分」とNumber_iに初言及 質問した有働由美子アナに批判も

King & Prince

 King & Princeが、25日に放送された日本テレビ系音楽番組『with MUSIC』に出演。昨年5月まで同グループに所属していた平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなる「Number_i」に地上波テレビで初めて言及し、SNS上のファンをざわつかせた。

 番組では、King&Princeの永瀬廉と高橋海人に対し、司会の有働由美子アナが「Number_iのパフォーマンスは観たりしますか?」と質問。永瀬と高橋は声をそろえて「もちろん!」と即答し、高橋は「大好きな兄貴分みたいな感じなので、毎回楽しく見させてもらってます」、永瀬は「かっこいいよね、『GOAT』もね」と笑顔で答えた。

 King & Princeは、昨年5月に海外志向が強かった平野たちが「あらためて自分の年齢と向き合ったときに海外で活躍できるグループを目指すというのは、そこにグループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で全力で取り組んだとしてももう遅い」と感じたことなどを理由に脱退。平野たちは滝沢秀明氏が率いる新興事務所「TOBE」に移籍し、3人でNumber_iを結成した。

 状況的には「キンプリが分裂した」という形になり、一部で双方のファンが衝突を繰り返しているほか、グループの残留組と脱退組の間に確執があるのではといった憶測も広がっていた。

 そうした背景もあり、King & PrinceにNumber_iのことを聞いたり、Number_iにKing & Princeのことを尋ねたりといったことは「タブー」になっている雰囲気があった。しかし、有働アナは「忖度の壁」を打ち破って質問し、その結果として「大好きな兄貴分」といった貴重な言葉を引き出したといえる。

 これに対して、ネット上のファンからは「Number_iのことを話す時の2人、とてもいい顔してた」「離れても想い合っているんだなと涙が出ました」「これまで誰も聞けなかったことをサラッと聞いてくれて、有働さんがありがとう!」「わだかまりがないなら、いつか共演してほしい!」などと歓喜のコメントが相次いだ。

 その一方で「キンプリにNumber_iのこと聞くって無神経すぎて最悪」「有働さんのデリカシーのなさにびっくりした」「ジャニーズ問題があるから、キンプリの弱い立場につけこんでぶっこんできたように見える。Number_iにも同じことを聞けるの?」「急にNumber_iの話題が出てきて一気に気分下がった」などと批判の声も多く、番組内容をめぐり賛否両論となっているようだ。

 批判的な意見は有働アナに集中している印象があるが、それについては「有働さんは番組が用意した質問をしただけでしょ」「事前にNumber_iのこと聞くって伝えてるだろうから、キンプリの2人も了承済みだったと思うよ」「ティアラ(キンプリファンの通称)に憎まれるかもしれない役目をやってくれた、有働さんの勇気を称えたい」などと擁護する意見もある。

 くしくも、次回6月1日の放送にはNumber_iが出演する予定。ここで有働アナが「キンプリのパフォーマンスは観たりしますか?」と3人に質問するのかどうかによって、またひと悶着起きる可能性がありそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/05/27 15:00
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