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漫画『ベイビーステップ』級の成長速度!シナーが10年でテニス世界1位になれた“特殊な経歴”

漫画『ベイビーステップ』級の成長速度!シナーが10年でテニス世界1位になれた特殊な経歴の画像1
ヤニック・シナー(写真/Getty Imagesより)

 テニス界はこの20年間、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーの「BIG4」が君臨し続けてきたが、先の全仏オープンでジョコビッチ(セルビア)が右膝の負傷による棄権で世界ランク1位から陥落。代わって、ベスト4に進んだ22歳のシナーが6月10日付のATP世界ランキングでイタリア人男子史上初の世界王者となった。

 驚くべきはシナーの成長速度の速さだという。スポーツライターが解説する。

「ウインタースポーツのリゾート地である北イタリアのセストという町で育ったシナーは、8歳からトップスキーヤーとして活躍していました。錦織圭など5歳あたりからテニスを始めたトップ選手も多いなか、シナーは13歳からテニスを本格的に始めると、わずか10年で頂点に上り詰めたのですから、『天才』と言わずして何と言うのか。アニメ化もされた人気テニス漫画『ベイビーステップ』(講談社)の主人公・丸尾栄一郎は16歳からわずか3年ほどでプロになりましたが、シナーもフィクション級の快進撃です」

 そんなシナーが最速王者となれた理由の一つも、スキー選手だったことと無関係ではないようだ。

「実はテニスとスキーはとても相性がよく、同じく幼少期にスキーをやっていたジョコビッチは、テニスにおける下半身のバランス感覚にとても役立っていると明かしていますから、シナーも同様でしょう。逆に、フェデラーは現役時代、ケガのリスクを避けるためにゲレンデを遠ざけていましたが、引退後に見事なスキーの腕前を披露していますから、身体の使い方で共通する部分が多いのでは。また、ナダルや錦織圭はサッカー、トップ選手のキリオスはバスケットボールを子供の頃に愛していたことが有名。早いうちからテニス一本に絞るよりも、別のスポーツを経験しておくことが、選手の飛躍に繋がりやすいのかもしれません」(前出・スポーツライター)

 錦織の活躍によって、日本でのテニス人口は急激に増えたとされるが、トップ選手に育てたいなら子どものうちはスキーとの二刀流が効果的……なのかも。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2024/06/14 09:00
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