「なぜ？　っていうか誰!?」NHK『紅白歌合戦』NYC boys出演の舞台裏

NHK紅白歌合戦オフィシャルサイトより

　NHK『紅白歌合戦』の出演メンバーが決まり、60周年の節目にふさわしい華やかな名前が並んだ。やはり矢沢永吉、井上陽水の出演は叶わなかったが、嵐の出演が決まり、一応の目玉は出揃った感がある。NHK側は、基本的に毎年ダメもとでジャニーズ事務所に紅白歌合戦への出演オファーを掛けており、今年も「ジャニーズ2枠」の慣例を破る形で「紅白は60周年、嵐は10周年じゃないですか！」と嵐に熱烈オファー。結果、SMAP、TOKIOに嵐とNYC boysが加わり、ジャニーズ事務所からは異例の「4枠」出場となった。

　NYC boysは、ジャニーズの若手グループだが、一般的な知名度は皆無。ネット掲示板などでは「なぜ？　っていうか誰!?」など戸惑いを隠せない視聴者も少なくない。一体どのような事情で彼らの出場が決まったのか？　スポーツ紙記者は語る。

「ジャニーズは交渉が上手なんですよね。NHKにはお世話になっているし、60周年、社運を賭けた……と言われれば嵐の出演も断るわけにはいかないんだけど、ジャニー喜多川が『嵐を出す代わりに、お気に入りの中山優馬のいるNYC boysも入れろ！』と要求したんですよ。当然NHKは『知名度がないから……』と難色を示したんですが、ジャニ側は『じゃあ嵐も引き上げようか？』と匂わせた訳です」

　それでNHKがしぶしぶ了承し、ジャニ4枠となったようだ。しかし、これでは交渉と言うよりは、もはやゴリ押しなのでは。

「それも最初は『中山優馬 w/B.I.Shadow』というユニットで出るはずだったんですが、さすがにNHK側もそれは露骨過ぎてマズイだろうってことでNYC boysになったようですよ」（同）

　今回、ジャニー喜多川は記者会見の現場にまで足を運ぶ力の入れよう。ジャニーズ内の来るべき本格的な世代交代に向けて、今年末の”ジャニーズ紅白”は大きなターニングポイントになるかもしれない。

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ここまで”スペオキ”だったとは!!

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