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賛否両論渦巻く問題作『まだ、人間』7月14日(土)より、奇跡のアンコール上映!

東大卒、27歳の新人監督・松本准平の劇場デビュー作として、今春話題を呼んだ映画『まだ、人間』。

madaningen003.jpg(c)『まだ、人間』フィルム・パートナーズ

 ヒューマントラストシネマ渋谷にて5月26日(土)から3週に及んだ東京先行公開を皮切りに、翌週からはテアトル梅田にて大阪公開も果たして、賛否両論の渦を巻き起こした問題作『まだ、人間』が、遂に7月14日(土)より全国規模のアンコール公開が決定した。

 公開直前、松本監督から再三の要請を受けてタッグを組むこととなった増田俊樹宣伝プロデューサーの発案により、5月6日の「脱原発杉並」5・6 原発ゼロパレードへと参加した松本監督は、『まだ、人間』とプリントされたTシャツを着て脱原発を訴えつつカラオケカーに登壇し、マイク片手にウルフルズの「バンザイ~好きでよかった~」を熱唱した。

 また、5月18日に新宿のネイキッドロフトにて企画された『まだ、人間』の公開記念イベントも大盛況となり、ロフトチャンネルによる公式Ust中継の反響も手伝って、ユニークな松本監督の発言が多方面に知れ渡った。

 さらにこの日は、全国トップクラスの動員を誇るシネマ・コンプレックス、新宿バルト9より毎週末生放送されているUst番組、「スターステージ」との相互中継の模様がスクリーン上映され、同番組MCのハイパー・メディア・フリーター、黒田勇樹氏との絶妙なトークの掛け合いから不思議な絆が生まれ、公開初日に松本監督自らお馴染みのTシャツ姿で渋谷の街を仲間たちと練り歩く、「渋谷ウォーキング」への参加を黒田氏が表明、両会場からは熱い拍手が沸き上がった。

 こうして東京公開初日を迎えた松本監督だったが、何時になく落ち着きがない様子のまま劇場入りし、増田氏や懇意のスタッフ相手に、ついつい弱気な本音を漏らしながらも念願の「渋谷ウォーキング」へと出発。

 渋谷の街並みを背にして、『まだ、人間』とプリントされたTシャツを颯爽と着こなし笑顔で歩く黒田勇樹氏の傍らで、同様のTシャツを着た映画関係者たちと共に練り歩く松本監督の不安気な表情が、何とも印象的であった。

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