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女子アナ名鑑 第16回

NHK・鎌倉千秋アナ×テレ東・松丸友紀アナ フェロモンムンムン「夜の女子アナ論」

kamakuraana.jpgNHK『NEWS WEB』

 タレント的な素養を求められる女子アナにとって、「お色気」は重要なファクターである。それを効果的にアピールできるのが深夜番組であり、『音箱登竜門』での過激な下ネタで人気を集めた元フジ・中野美奈子アナや、『やりすぎコージー』のセクハラ的演出で知名度を獲得したテレ東・大橋未歩アナなどがアナドルとしての地位を確立してきた。今月の女子アナ名鑑では、そんな“夜の女子アナ”として現在も活躍している逸材に焦点を当てていく。


 かつての女子アナブーム華やかなりし頃に比べて、何かと規制の厳しくなった昨今は深夜の過激な番組は鳴りを潜めている。そんな状況の中、依然として「お色気」を遺憾なく発揮しているキー局の番組がテレ東の『ゴッドタン』であり、同番組を担当する松丸友紀アナはセクハラ的な演出で男性視聴者を虜にしている。

 松丸アナはすでに入社10年目を迎える中堅アナだが、大学時代は日本さくらの会が主催する「日本さくらの女王選出大会」にて「さくらプリンセス」に選ばれた大和撫子。新人時代は上品な色香を感じさせるアナドルとして活躍していた。清楚とエロを同居させる彼女だが、『ゴッドタン』ではミニスカ天使のコスプレを披露したり、羞恥心をまったく感じさせない全力のコマネチを行うなど、現在もセクハラ的な演出に対して思い切りのよい姿を見せている。また、同番組で「どちらかといえばドM」、ほかの番組に出演したときも「(交際していた外国人のキスは)濃厚でToo Much」など、かなり過激な私生活のネタまで暴露。ほのかな色香とぶっちゃけキャラが相まって、絶妙なエロチシズムを感じさせてくれるのだ。昨年に競輪選手とゴールインしたが、結婚後もエロネタを披露してくれた先輩の大橋未歩アナのように、今後もセクハラ演出の女王として活躍してほしい。

 番組のセクハラ的な演出ではなく、個人のフェロモンで男性から注目を集めているのが入社14年目となるNHKの鎌倉千秋アナだ

 鎌倉アナは、入社4年目で東京アナウンス室に異動してすぐに『NHKニュース10』のリポーターに抜擢された才媛。以降も『NHKニュース7』や『探検ロマン世界遺産』など、多くの番組を担当してきたエリートアナであった。その当時から清楚なルックスで人気を集めていたが、ここ最近はBSのニュースに出演していたことから影が薄くなっていた。

 しかし、今年4月から夜のニュース番組『NEWS WEB』を担当すると、そのフェロモンあふれるキャスターぶりがネットを中心に話題を集めるようになる。とくにスーツのスカートからのぞく脚線美、タイトな衣装を身につけたときの美しいバストラインは色香満点。また、夏にはノースリーブの衣装を身につけることもあり、セクシーなワキチラでも視聴者の目を楽しませてくれた。それでいてニュースキャスターとしての上品さも兼ね備え、ふとしたときに見せる表情も若手アナには出せないような色香が漂っている。この清潔感とエロチシズムのギャップは、過激なセクハラ演出を行うことができないNHKにあって、とくに男性層がメインターゲットとなる夜のニュース番組における重要な才能といえるだろう。この番組での人気をきっかけに、これから露出の機会を増やしていくに違いない。

 各局ともにお色気演出が減少している中で、それでも女性の魅力を最大限に感じさせてくれるベテランアナ。後輩の若手アナたちには、ぜひとも彼女たちを見習ってほしいものだ。
(文=百園雷太)

最終更新:2014/09/30 19:30
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